バスフィッシングのロッド選びは、釣り方や好みに合わせて様々なオプションがありますが、中でもグラスコンポジットのロッドは、クランクベイトやスピナーベイトなどの巻き物に特化した性能を発揮します。
グラスコンポジットのロッドは、カーボンとグラスの素材を組み合わせることで、カーボンの軽さと剛性、グラスのしなやかさと感度をバランスよく備えています。
今回は、シマノのハイコストパフォーマンスなバスロッドシリーズ「エクスプライド」の中から、グラスコンポジットのロッドである「170M-G」をピックアップして、そのインプレ、特徴、使い方、スペックについて紹介していきます。
⇒【🔴カーボンの軽さと剛性】シマノ エクスプライド 170M-G
シマノ エクスプライド 170M-Gのインプレ
エクスプライド 170M-Gは、7フィートのMアクションのグラスコンポジットのロッドです。
グラス素材の含有率は60%で、ティップはソフトでしなりがあり、ベリーは硬めでパワーがあります。
この組み合わせにより、クランクベイトやスピナーベイトなどのルアーのアクションや振動をしっかりと拾いながら、バイト時にはしなりが吸収してフッキングをサポートし、ファイト時にはベリーのパワーでバスをコントロールできます。
また、カーボンモノコックグリップの採用により、軽量化と感度向上が図られています。
グリップはエッジタイプで、握りやすくキャスト精度も高くなっています。
リールシートはパーフェクションシートXTで、マットラバーコーティングが施されており、滑りにくくなっています。
ブランクスの元部にもマットフィニッシュが採用されており、デザインもシンプルで精悍です。
シマノ エクスプライド 170M-Gの特徴
エクスプライド 170M-Gの特徴は、ティップのしなやかさとベリーの硬さの絶妙なバランスです。
このロッドは、クランクベイトやスピナーベイトなどの巻き物に特化したロッドで、ルアーのアクションや振動を感じやすく、バイトを逃しにくく、バスを確実にランディングできる性能を持っています。
ティップはソフトで、ルアーの動きに合わせてしなります。
これにより、ルアーのアピール力が高まり、バスの反応を引き出しやすくなります。
また、ティップがしなることで、バイト時にはラインテンションが保たれ、フッキングがスムーズに行えます。
ベリーは硬めで、バスの重量や引きに対してパワーを発揮します。
これにより、バスを素早く寄せることができ、ウィードやストラクチャーに絡まれるリスクを減らせます。
また、ベリーの硬さは、ルアーの飛距離やキャスト精度にも影響します。
エクスプライド 170M-Gは、7~25gのルアーを扱える幅広いレンジで、快適にキャストできます。
⇒【🔴カーボンの軽さと剛性】シマノ エクスプライド 170M-G
シマノ エクスプライド 170M-Gの使い方
エクスプライド 170M-Gは、クランクベイトやスピナーベイトなどの巻き物に最適なロッドですが、その中でも特にオススメなのは、ワイルドハンチやファットペッパーなどのシャロークランクや、クリスタルSやハイピッチャーなどの3/8ozクラスのスピナーベイトです。
これらのルアーは、ティップのしなりとベリーのパワーを最大限に活かすことができます。
シャロークランクは、ティップのしなりでルアーのアクションを豊かにし、スピナーベイトは、ティップの感度でブレードの回転や振動を拾いやすくします。
また、どちらのルアーも、ベリーのパワーで飛距離やキャスト精度を高め、バスの引きに対しても余裕を持って対応できます。
エクスプライド 170M-Gは、シャローエリアやカバーエリアでの巻き物攻略に最適なロッドです。
シマノ エクスプライド 170M-Gのスペック
エクスプライド 170M-Gのスペックは以下の通りです。
全長:2.13m
継数:2
仕舞寸法:109.5cm
自重:122g
先径:2.4mm
ルアーウエイト:7~30g
適合ライン ナイロン・フロロ:8~16lb
適合ライン PE:MAX 3号
グリップ長:265mm
グリップタイプ:カーボンモノコック
カーボン含有率:77.4%
グラスを使うなら始めはカーボン比率が多いのがお勧め。ピュアグラス系はマジで根掛かり多過ぎて達人向け過ぎる。
最近ならエクスプライドの170M-Gとかリベリオンの701M-Gか661M-G。スピナーベイトのフックを貫通させられるほどベリーから硬いがティップはグラスを残してる。高過ぎ過ぎないのも利点。 pic.twitter.com/GGLZC7gODp— PEI@YODOGAWA (@YODOGAWAPEI) January 26, 2024