沖イカ釣りにおいて、竿の性能は釣果に大きく影響します。
シャクリの感度や操作性、パワーなど、多くの要素が求められます。
そんな中、シマノから発売された23年モデルのイカセブンは、最新のメソッドを体現する沖イカ専用ロッドとして注目を集めています。
この記事では、イカセブンのインプレ、性能、使い方、スペックなどを紹介します。
⇒【釣果に大きく影響！】シマノ 船竿 イカセブン H155 23年モデル
シマノ 船竿 イカセブン H155 23年モデルのインプレ
インプレ 私はイカセブンのH155を購入し、東京湾口でスルメイカを狙ってみました。
使用した仕掛けは直結10本ヅノ、オモリは150号です。水深は100メートル前後、潮は速くない状況でした。
まず感じたのは、竿のシャープさです。
スパイラルXコアとハイパワーXのダブルX構造により、竿がネジレずにシャクリができます。
仕掛けの動きがそのまま手元に伝わり、イカのサワリや乗りも鮮明に感じられます。
また、穂先にはハイパワーXソリッドを採用しているので、穂先のブレが少なく、イメージ通りのシャクリができます。
次に感じたのは、竿のパワーです。
イカセブンはあえて肉厚にすることで、パワーと操作性を向上させています。
オモリや仕掛けの重さに負けずに竿がしなり、イカを掛けたときもしっかりと寄せることができます。
また、竿尻を5cm延長することで、脇挟みしやすさとバランスの良さが向上しています。
私は右巻きの電動リールを使用しましたが、リールシートはダウンロックタイプなので、リールがずれることもありませんでした。
最後に感じたのは、竿の快適さです。
イカセブンはXシートエクストリームガングリップを搭載しています。
これは、竿を支持し、シャクリ続ける手首への負担を大幅に軽減するグリップです。
私は3時間ほど連続でシャクリをしましたが、手首に疲れを感じることはありませんでした。
また、グリップは滑りにくく、握りやすい形状になっています。
シマノ 船竿 イカセブン H155 23年モデルの性能
シマノ 船竿 イカセブン H155 23年モデルは、スルメイカとヤリイカの両方を狙える沖イカ王道調子のロッドです。
直結仕掛けやブランコ仕掛けに対応し、オモリ100号から180号までの幅広い錘負荷に対応します。
また、水深や潮の状況に応じて、3種類の品番から選ぶことができます。
M185：入門に最適なブランコ仕掛け対応・バラシを防ぐ品番です。全長は1.85メートルで、錘負荷は100-150号です。
MH170：直結・ブランコ両方に対応するオールラウンドな品番です。全長は1.70メートルで、錘負荷は100-180号です。
H155：直結＆高負荷を想定した品番です。全長は1.55メートルで、錘負荷は100-180号です。
⇒【釣果に大きく影響！】シマノ 船竿 イカセブン H155 23年モデル
シマノ 船竿 イカセブン H155 23年モデルの使い方
シマノ 船竿 イカセブン H155 23年モデルの使い方は、基本的には他の沖イカ竿と同じです。
仕掛けを投入し、底を取ったら、竿を上下にシャクリます。
シャクリの速度や幅は、イカの反応や状況に合わせて調整します。
イカのサワリや乗りを感じたら、アワセを入れて巻き上げます。
ただし、イカセブンは竿の性能が高いので、以下の点に注意してください。
シャクリの際には、竿のしなりを利用して、力を入れすぎないようにします。
竿がシャープなので、小さな動きでも仕掛けに伝わります。
力を入れすぎると、イカに過剰な刺激を与えてしまう可能性があります。
アワセの際には、竿のパワーを利用して、しっかりとアワセを入れます。
竿がパワフルなので、イカの口を切らずに掛けることができます。
アワセが弱いと、イカに乗りが伝わらずにバラしてしまう可能性があります。
巻き上げの際には、竿の快適さを利用して、リズムよく巻き上げます。
竿が快適なので、手首に負担がかかりません。
巻き上げが不規則だと、イカに余裕を与えてしまう可能性があります。
シマノ 船竿 イカセブン H155 23年モデルのスペック
イカセブンのスペックは以下の通りです。
品番 全長 (m) 継数 (本) 仕舞寸法 (cm) 自重 (g) 先径 (mm) 錘負荷 (号) リールシート位置 (mm) カーボン含有率 (%)
M185 1.85 1 185 270 2.3 100-150 461 87.7
MH170 1.70 1 170 260 2.3 100-180 461 87.7
H155 1.55 1 155 255 2.3 100-180 461 87.7
