沖縄の大物狙いに最適なロッドとして人気のシマノ ボトムキング。
その中でも、チンシラーやタマンなどの微妙なアタリに対応する白塗り穂先を搭載した「喰わせ」重視のモデルがS520です。
このロッドは、スパイラルXという独自の構造により、ネジレやブレを抑制し、超大物を浮かせるバットパワーを備えています。
また、ガイドホールドシステムやファイティングボトムなど、タフな使用にも耐える機能も充実しています。
今回は、このロッドのインプレ、特徴、使い方、スペックについて紹介します。
⇒【🔴タフな使用にも耐える機能】シマノ ボトムキング S520
シマノ ボトムキング S520のインプレ
私は、シマノ ボトムキング S520を使って沖縄の磯でチンシラやタマンを狙ってみました。
まず、白塗り穂先の感度が素晴らしいと感じました。
微妙なアタリも見逃さずに察知でき、タイミングよく合わせることができました。
また、スパイラルXの効果で、ロッドがしなやかに曲がりながらも、ネジレやブレが少なく、パワフルに魚をやり取りすることができました。
特に、大物が掛かったときには、バットの強さが際立ちました。
ガイドホールドシステムやファイティングボトムも、ロッドの安定性や操作性に貢献していました。
このロッドは、沖縄の大物に挑むには最適なロッドだと思います。
シマノ ボトムキング S520の特徴
シマノ ボトムキング S520の最大の特徴は、白塗り穂先です。
この穂先は、チンシラーやタマンなどの微妙なアタリに対応するために開発されたもので、喰わせを重視したモデルです。
白い色は、アタリを視覚的にも確認しやすくするためのものです。
また、このロッドは、スパイラルXという独自の構造を採用しています。
スパイラルXとは、ロッド縦繊維の内層と外層に、カーボンテープをそれぞれ逆方向斜めに密巻きした三層構造のことです。
この構造により、ロッドは軽さを維持しながら、高いネジリ剛性とつぶれ剛性を実現しています。
これにより、キャストやファイトの際のパワー伝達がよくなり、獲るための地力を高めています。
さらに、このロッドは、ガイドホールドシステムやファイティングボトムなど、タフな使用にも耐える機能も充実しています。
ガイドホールドシステムとは、ガイドをロッドに固定する部分に金属製のパーツを使用することで、ガイドのネジレを防ぐシステムです。
ファイティングボトムとは、ロッドの尻手環に着脱式の金属製のパーツを装着することで、ロッドの腰ダメを防ぐシステムです。
これらの機能は、沖縄の大物との闘いにおいて、ロッドの信頼性や耐久性を高めています。
⇒【🔴タフな使用にも耐える機能】シマノ ボトムキング S520
シマノ ボトムキング S520の使い方
このロッドを使う際の注意点は、白塗り穂先の扱いにあります。
白塗り穂先は、感度が高い反面、強度が低いので、扱いには注意が必要です。
特に、ロッドを収納するときや、岩場などで移動するときは、穂先に衝撃を与えないように気を付けてください。
また、白塗り穂先は、アタリを見逃さないためにも、常に目で追っておくことが大切です。
アタリがあったら、すぐに合わせることができるように、ロッドの角度やテンションにも注意してください。
このロッドを使うコツは、スパイラルXの効果を最大限に活かすことです。
スパイラルXにより、ロッドはしなやかに曲がりながらも、ネジレやブレが少なく、パワフルに魚をやり取りすることができます。
そのため、ロッドに任せて、力を入れすぎないことがコツです。
特に、大物が掛かったときには、ロッドのバットの強さを信じて、焦らずに寄せることが重要です。
また、ガイドホールドシステムやファイティングボトムなど、タフな使用にも耐える機能も活用してください。
ガイドホールドシステムは、ガイドのネジレを防ぐことで、ラインのトラブルを減らしてくれます。
ファイティングボトムは、ロッドの腰ダメを防ぐことで、ロッドの寿命を延ばしてくれます。
これらの機能は、沖縄の大物との闘いにおいて、ロッドの信頼性や耐久性を高めてくれます。
シマノ ボトムキング S520のスペック
最後に、シマノ ボトムキング S520のスペックは以下の通りです。
全長: 5.20 m
継数: 5 本
仕舞寸法: 121.4 cm
自重: 485 g
先径: 2.0 mm
錘負荷: 20-35 号
カーボン含有率: 95.5 %