ロックショアで大型の青物やマグロを狙うアングラーにとって、ロッドは最も重要なタックルのひとつです。
しかし、ロックショアは風や波、潮の影響を受けやすく、ライントラブルやブランクスタッチなどのトラブルが起きやすい場所でもあります。
そこで、シマノが開発したのが、コルトスナイパー リミテッドというロッドです。
このロッドは、シマノが持ちうる先進テクノロジーとノウハウを高次元に融合させ、これまでの限界を超越するショアキャスティングロッドの創造を目指したものです。
この記事では、コルトスナイパー リミテッドのインプレ、特徴、使い方、おすすめの型番などを紹介していきます。
⇒【🔴ロックショアで大型の青物やマグロを狙う!】シマノ コルトスナイパー リミテッド
シマノ コルトスナイパー リミテッドのインプレ
私は、コルトスナイパー リミテッドのS100MHというモデルを使用しています。
このモデルは、全長が10フィートで、ジグウェイトは最大150g、プラグウェイトは最大120g、適合ラインPEは最大6号というスペックになっています。
このロッドは、ショアジギングやプラッギングの両方に対応できるバーサタイルなモデルです。
私は、主にダイビングペンシルやシンペン、メタルジグなどを使って青物を狙っていますが、このロッドはどのルアーにもしっかりとアクションを伝えてくれます。
キャスト時には、軽快でシャープなフィーリングがあり、ラインの放出もスムーズです。
ファイト時には、ブランクス全体がスムースに曲がり、パワフルな引きにも耐えてくれます。
また、グリップ部にはオリジナルラバー製グリップエンドが装備されており、キャストとファイトの安定性をサポートしてくれます。
このロッドは、ロックショアでのショアキャスティングゲームにおいて、高いパフォーマンスを発揮してくれるロッドだと思います。
シマノ コルトスナイパー リミテッドの特徴
コルトスナイパー リミテッドの最大の特徴は、小口径ハイフレーム化したNew Xガイド:タッチフリーチタンの搭載です。
このガイドは、シマノ独自に研究を重ね、想定されるリール番手とガイドの適切な高さのバランスを追求することで完成した、今までにない全く新しいガイドです。
このガイドのメリットは、キャスト時にラインがバタつかないように設計されており、ブランクスタッチやライントラブルの根本的原因を抑制する性能を実現していることです。
また、リングの小口径化によってライントラブルを防ぎながら、高いライン放出性能も両立しています。
このガイドは、シマノのスピニングリールで最大14000番までと相性が良くなるように設計されています。
このガイドのおかげで、ロックショアでのキャストが快適でトラブルレスになりました。
もうひとつの特徴は、ブランクス構造にスパイラルXコアを採用していることです。
スパイラルXコアとは、曲げ・ネジレ・つぶれなどあらゆる方向に対して高強度化をもたらすシマノ独自のブランクス構造です。
この構造により、徹底的に高めた反発力は、曲げ込むほどに強大なパワーを発揮し、シャープかつ軽快なキャストを可能にします。
また、グリップ部までブランクス全身がスムースに曲がるようバランスを突き詰め、キャストのタイミングを取りやすく、パワーファイトにおける身体への衝撃やストレスを緩和します。
このブランクスは、ロックショアでのショアキャスティングゲームにおいて、高い操作性と強度を提供してくれます。
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シマノ コルトスナイパー リミテッドの使い方
コルトスナイパー リミテッドは、ショアジギングやプラッギングの両方に対応できるロッドですが、それぞれの釣り方に合わせてルアーやラインの選択をすることが重要です。
ショアジギングでは、ジグの重さや形状によってロッドの負荷やアクションが変わります。
一般的には、ロッドの推奨ジグウェイトの中間から上限付近の重さのジグを選ぶと、ロッドのポテンシャルを引き出しやすくなります。
また、ジグの形状によっては、ロッドのアクションに合わせてジャークやフォールのスピードやリズムを変えることで、より効果的なアピールができます。
例えば、スリムなジグは、ロッドをシャープに振り上げてジグを高速で上昇させ、そのまま自然にフォールさせるというシンプルな操作で、青物の反応を誘います。
一方、太めのジグは、ロッドをゆっくりと振り上げてジグをゆるやかに上昇させ、ロッドを下げるときに少しラインを繰り出してジグをスライドさせるという操作で、青物の追尾を誘います。
また、ラインの選択も重要です。
ショアジギングでは、風や波、潮の影響を受けやすいので、ラインの伸びや太さによってキャストやアクションに影響が出ます。
一般的には、ロッドの推奨ラインPEの中間から上限付近の号数のラインを選ぶと、ロッドのパワーを引き出しやすくなります。
また、ラインの太さは、風の強さやルアーの重さによって調整します。
風が強いときやルアーが軽いときは、ラインを細くするとキャストが安定します。
風が弱いときやルアーが重いときは、ラインを太くするとアクションが安定します。
プラッギングの使い方
プラッギングでは、ダイビングペンシルやシンペン、ポッパーなどの表層系ルアーや、ミノーやシャッドなどの中層系ルアーを使って青物を狙います。
プラッギングのポイントは、ルアーのアクションとリトリーブのスピードとリズムです。
ルアーのアクションは、ロッドの操作によって変化させます。
例えば、ダイビングペンシルは、ロッドをシャープに振り下げてルアーをダイブさせ、そのままロッドを上げてルアーを浮上させるという操作で、青物の反応を誘います。
一方、シンペンは、ロッドをゆっくりと振り下げてルアーをスライドさせ、ロッドを上げるときに少しラインを繰り出してルアーをスラックさせるという操作で、青物の追尾を誘います。
リトリーブのスピードとリズムは、青物の活性や状況によって変えます。
一般的には、青物の活性が高いときや水温が高いときは、リトリーブを速くしてルアーに迫力を与えます。
青物の活性が低いときや水温が低いときは、リトリーブを遅くしてルアーに誘惑力を与えます。
また、リトリーブのリズムは、一定にするのではなく、時々スピードを変えたり、ストップアンドゴーを入れたりすることで、青物のバイトを誘います。
ヒレカンカッケェ‼︎
リミテッド鱗付け‼︎
8キロオーバー#コルトスナイパーリミテッド#ラピード230
※場所についてのコメントや質問は答えられません。 pic.twitter.com/0B6n9AW3Px— もり けん (@kenmori331) December 3, 2022