バス釣りにおいて、ロッドの選択は重要な要素のひとつです。
ロッドの性能や特徴によって、釣りの楽しさや効率が大きく変わります。
今回は、シマノから発売された新生ゾディアスの中でも、フィールド問わず活躍するミドルレングスバーサタイルモデル、166MH-2について紹介します。
このロッドは、カーボンモノコックグリップを採用することで、従来比30%UPの高感度を実現したロッドです。
さらに、ハイパワーXやパーフェクションシートXTなどのシマノ独自のテクノロジーも搭載しており、パワー、感度、フッキング、すべての動作を高いレベルでこなせるロッドとなっています。
このロッドのインプレ、特徴、使い方、スペックなどを詳しく見ていきましょう。
⇒【🔴すべての動作を高いレベルでこなせるロッド】シマノ ゾディアス 166MH-2
シマノ ゾディアス 166MH-2のインプレ
私は、シマノ ゾディアス 166MH-2を主におかっぱりで使用しています。
使用したルアーは、1/4ozからのテキサスやヘビダン、1/2ozクラスのスピナーベイトやミノーなどです。
このロッドの一番の魅力は、やはりカーボンモノコックグリップによる高感度だと思います。
水中の変化や魚の反応を手元にダイレクトに伝えてくれるので、ルアーの動きや魚の位置をより正確に把握できます。
また、ブランクスのパワーも十分で、フッキングやファイト時にも余裕があります。
私は、以前はゾディアス166M-2を使っていましたが、166MH-2の方が、よりパワフルで感度も高いと感じました。
このロッドの短所としては、やや重量が重いことや、グリップが太いことが挙げられます。
私は手が小さいので、グリップが太いと少し疲れやすく感じました。
しかし、これは個人の好みや感覚によるところも大きいので、一概には言えません。
全体的には、このロッドは非常に優れたバーサタイルロッドだと思います。
シマノ ゾディアス 166MH-2の特徴
シマノ ゾディアス 166MH-2の主な特徴は以下の通りです。
– カーボンモノコックグリップ: リアグリップをカーボン一体成型の中空構造にすることで、水中の振動をリアルに伝達するシマノ独自のロッドテクノロジーです。
感度が大幅に向上し、ルアーコントロールやバイト判定が容易になります。
– ハイパワーX: ブランクスの最外層をカーボンテープでX状に締め上げることで、ブランクス本来の優れた性能をフルに発揮するテクノロジーです。
キャスト時にはティップのネジレを防いでルアーを狙ったスポットへと送り届け、そのシャープな張りはフッキングパワーを高めパワーファイトにも貢献します。
– パーフェクションシートXT: カーボン強化素材・CI4+を採用した肉抜き構造のリールシートです。
握りやすさとパワー伝達力に優れながら、徹底的な軽量化を実現します。
繊細なロッドワークを可能にして、水中のルアーに意図通りのアクションを伝えます。
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シマノ ゾディアス 166MH-2の使い方
シマノ ゾディアス 166MH-2の使い方の注意点としては、以下のことが挙げられます。
遠距離でのフッキングはやや難しい: ロッドの長さが6.6フィートと中間的なので、遠くの魚に対してはフッキングパワーが不足することがあります。
その場合は、ラインのテンションを保ちながら、ロッドを素早く大きく振り上げることでフッキングを補助します。
ラインスラックの処理が重要: ロッドの先調子なので、ラインスラックが多いと感度が低下したり、フッキングが甘くなったりすることがあります。
そのため、常にラインスラックを少なくして、ルアーとのコンタクトを保つことが大切です。
カバー撃ちには専用ロッドに劣る: ロッドのバーサタイル性が高いので、カバー撃ちにも対応できますが、カバー撃ちに特化したロッドに比べると、パワーや感度、操作性などに劣ることがあります。
その場合は、カバー撃ち用のロッドを別に用意することをおすすめします。
シマノ ゾディアス 166MH-2のスペック
このロッドの仕様は以下の表の通りです。
| 項目 | 値 |
| 全長 (m) | 1.98 |
| 継数 (本) | 2 |
| 仕舞寸法 (cm) | 101.6 |
| 自重 (g) | 105 |
| 先径 (mm) | 2.0 |
| ルアーウェイト (g) | 10~30 |
| 適合ライン ナイロン・フロロ (lb) | 10~20 |
| グリップ長 (mm) | 255 |
| テーパー | F |
