シマノ ゾディアス 166M-Gは、2022年に発売されたグラスコンポジットロッドの一つです。
グラスコンポジットロッドとは、カーボンとグラスファイバーを混ぜた素材で作られたロッドのことで、カーボンロッドよりもしなやかで、ルアーのアクションや水中の振動を感じやすいという特徴があります。
シマノ ゾディアス 166M-Gは、グラスコンポジットロッドの中でもグラス量が多く、グラスロッドらしい柔らかさと感度を持っています。
また、カーボンモノコックグリップという、リアグリップをカーボン一体成型の中空構造にした技術を採用しており、水中からの振動を手元にクリアに伝えます。
このロッドは、主にクランクベイトやスイムベイトなどの巻物系ルアーに適しており、シャローからミドルレンジまで幅広くカバーできます。
この記事では、シマノ ゾディアス 166M-Gのインプレ、特徴、使い方、スペックについて紹介していきます。
⇒【🔴グラスロッドらしい柔らかさと感度】シマノ ゾディアス 166M-G
シマノ ゾディアス 166M-Gのインプレ
私はシマノ ゾディアス 166M-Gを、春から夏にかけてのバスフィッシングで使用しました。
使用したルアーは、ワイルドハンチ、ブリッツ、RC1.5、DEEP-X200、ファットペッパー、DT10などです。
このロッドは、6フィート6インチという長さで、7フィートのロッドに比べて取り回しが良く、ショートディスタンスのキャストもしやすいです。
また、Mパワーという硬さで、MLパワーのロッドに比べてルアーウェイトの幅が広く、重いルアーも扱えます。
このロッドの一番の魅力は、グラスコンポジットのしなりと感度です。
ルアーの水噛みが良く、水中の変化を敏感に感じ取ることができます。
特にカーボンモノコックグリップは、水中からの振動を手元にダイレクトに伝えてくれます。
この感覚は、まるで手元に走る稲妻のようです。
このロッドでキャストすると、水中をより明確にイメージできるので、効率的なゲームにも直結します。
また、このロッドは、フッキングやファイトにも優れています。
グラスコンポジットのロッドは、フッキングモーションよりも巻きで合わせ切る必要があると言われますが、このロッドはカーボンロッドのようにフッキングしても多少は刺せます。
もちろん、巻きで合わせる方が確実ですが、持ち替えが多い時にも同じ感覚で使えます。
ファイト時には、グラスコンポジットのしなりが魚の突っ込みやジャンプに対応してくれます。
ハイパワーXという、ブランクスの最外層をカーボンテープでX状に締め上げる技術も、ブランクスのネジレを防いでパワーファイトにも貢献します。
このロッドで、数多くのバスをキャッチすることができました。
シマノ ゾディアス 166M-Gの特徴
シマノ ゾディアス 166M-Gの特徴を以下にまとめます。
グラスコンポジットロッドで、グラス量が多く、グラスロッドらしい柔らかさと感度を持つ
カーボンモノコックグリップを採用し、水中からの振動を手元にクリアに伝える
ハイパワーXを採用し、ブランクスのネジレを防いでパワーファイトにも貢献する
6フィート6インチという長さで、取り回しが良く、ショートディスタンスのキャストもしやすい
Mパワーという硬さで、ルアーウェイトの幅が広く、重いルアーも扱える
巻物系ルアーに適しており、シャローからミドルレンジまで幅広くカバーできる
⇒【🔴グラスロッドらしい柔らかさと感度】シマノ ゾディアス 166M-G
シマノ ゾディアス 166M-Gの使い方
シマノ ゾディアス 166M-Gの使い方を以下に示します。
シャローからミドルレンジまでのクランクベイトやスイムベイトなどの巻物系ルアーをメインに使用する
ルアーの水噛みや水中の変化を感じ取るために、カーボンモノコックグリップをしっかりと握る
ルアーのアクションに合わせて、ロッドのしなりを利用してリズミカルに巻く
バイト時には、巻きで合わせ切るか、カーボンロッドのようにフッキングするかを判断する
ファイト時には、グラスコンポジットのしなりとハイパワーXのパワーを信頼して、魚の動きに対応する
シマノ ゾディアス 166M-Gのスペック
シマノ ゾディアス 166M-Gのスペックを以下に示します。
全長:6フィート6インチ(1.98m)
テーパー:R
継数(本):2
仕舞寸法(cm):168.6
自重(g):125
先径(mm):2.2
適合ルアーウェイト(g):7~28
適合ラインナイロン・フロロ(lb):10~20
琵琶湖東岸リップラップ
59cm
自己記録タイ
チッパワRB
ゾディアス166M-G
スティーズAⅡ pic.twitter.com/xnX4lt2q3Q— kazuya (@kazz00323) March 7, 2023