今回は、シマノのバス用ベイトロッド、ゾディアス 172MH-Gについてご紹介したいと思います。
このロッドは、中~大型のハードプラグの動きと波動を引き出すためのグラスコンポジットモデルで、操作性と遠投性のバランスが抜群です。
価格も安く、巻物系ルアーを扱うのに最適なロッドです。
私はこのロッドを使って、マグナムクランクやディープダイバーなどのビッグベイトを投げていますが、飛距離も出るし、バスのバイトもしっかり感じられます。
この記事では、このロッドのインプレ、特徴、使い方、スペックなどを詳しくお伝えしますので、ぜひ最後までお付き合いください。
⇒【🔴バスのバイトもしっかり感じられる!】シマノ ゾディアス 172MH-G
シマノ ゾディアス 172MH-Gのインプレ
私はシマノ ゾディアス 172MH-Gを購入してから、何度かバス釣りに行ってみました。
その中で感じたことを率直にお伝えします。
まず、このロッドの一番の魅力は、やはりグラスコンポジットのしなりです。
重量のあるルアーをロッドに乗せて、しっかりと曲げてキャストする感覚はとても気持ちが良いです。
また、ルアーの動きや水中の変化を手元に伝えてくれる感度も高いと感じました。
カーボンモノコックグリップのおかげで、水中の振動をリアルに感じることができます。
バスのバイトもはっきりと分かりますし、フッキングもスムーズにできます。
バスを掛けた後も、ロッドがバスの動きを吸収してくれるので、バラシも少なくなります。
ただ、反発力はあまり高くないので、ウィードを切る操作には向いていないかもしれません。
また、感度が高い分、ルアーの重さや風の影響を受けやすいので、キャストの際には注意が必要です。
シマノ ゾディアス 172MH-Gの特徴
シマノ ゾディアス 172MH-Gの特徴を、以下の項目に分けて説明します。
– 素材
このロッドは、カーボンとグラスのコンポジットで作られています。
カーボン含有率は52.6%です。
グラスコンポジットの特徴は、粘りのあるブランクで、ルアーの動きと波動を引き出すことができることです。
また、バスのバイトをはじくことなく、喰わせることができます。
カーボンとグラスのバランスが良く、パワーと感度を兼ね備えた素材です。
– テーパー
このロッドのテーパーはレギュラーです。
レギュラーテーパーの特徴は、全体的にしなやかで、ロッドのトルクを利用して魚を寄せることができることです。
また、ルアーのアクションを自然に出すことができます。
レギュラーテーパーは、巻物系ルアーに適しています。
– 長さ
このロッドの長さは7フィート2インチ(2.18m)です。
この長さは、操作性と遠投性のバランスが良いと言われています。
中~大型の巻物系ルアーを扱うのに最適な長さです。
シーンを問わず活躍します。
– 継数
このロッドの継数は2です。
グリップジョイントという方式で、グリップ部分から分割することができます。
この方式のメリットは、1ピースロッドに近い感覚で使えることと、持ち運びが便利になることです。
デメリットは、グリップ部分に重量が集中することと、ジョイント部分に弱点ができることです。
– 価格
このロッドの価格は、税別で19,200円です。
この価格帯では、かなりコスパの高いロッドだと思います。
ガイドリングには、一般的なSICではなく、アルコナイト素材のものを使用しているので、それが価格を抑えている要因の一つかもしれません。
しかし、アルコナイトの性能については、実用上それほど問題はないと思います。
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シマノ ゾディアス 172MH-Gの使い方
シマノ ゾディアス 172MH-Gの使い方を、以下の項目に分けて説明します。
– 適合ルアー
このロッドの適合ルアーは、10~42gの巻物系ルアーです。特に、中~大型のハードプラグに適しています。例えば、マグナムクランク、ディープダイバー、スイムベイト、ビッグベイト、スイムジグなどが挙げられます。これらのルアーは、重量があるので、ロッドに乗せてキャストする必要があります。また、ルアーの動きと波動を引き出すために、しなりのあるロッドが必要です。このロッドは、その条件にピッタリ合うロッドです。
– 適合ライン
このロッドの適合ラインは、ナイロン・フロロの14~30lbです。
このロッドは、パワーのあるロッドなので、太めのラインを使っても問題ありません。
また、大型のバスを狙う場合や、カバーの多い場所で釣りをする場合は、太めのラインが安心です。
私は、このロッドにナイロンラインを巻いて使っていますが、フロロラインでも良いと思います。
適合リール
このロッドの適合リールは、ベイトリールです。
ベイトリールの特徴は、キャストの際にラインの出具合を調整できることと、巻き取りのパワーがあることです。
このロッドは、重量のあるルアーを扱うので、ベイトリールの方が適しています。
また、ベイトリールは、ルアーのアクションをコントロールしやすいというメリットもあります。
私は、このロッドにシマノのアンタレスDCを合わせて使っていますが、他のベイトリールでも良いと思います。
ただし、リールの重さは、200g以下のものを選ぶと、バランスが良くなります。
釣り方
このロッドの釣り方は、主に巻き物系の釣り方です。
例えば、クランキング、スイミング、ジャーキングなどが挙げられます。
これらの釣り方では、ルアーの動きと波動をロッドで引き出すことが重要です。
このロッドは、その点で優れています。私は、このロッドで以下のような釣り方をしています。
クランキング
クランキングとは、クランクベイトというルアーを巻き取るだけの釣り方です。
クランクベイトは、水中で左右に揺れながら泳ぐルアーで、バスの好奇心を刺激します。
このロッドは、クランクベイトの動きを自然に出すことができます。
また、クランクベイトは、水中の障害物に当たると反転するという特徴があります。
このとき、バスはルアーに反応しやすくなります。
このロッドは、障害物に当たったときの衝撃を吸収してくれるので、ルアーが外れにくくなります。
私は、このロッドでマグナムクランクやディープダイバーなどの深いところを泳ぐクランクベイトを使っています。
これらのルアーは、重くて飛距離が出るので、広いエリアを探ることができます。
また、深いところにいるバスにアピールできます。
スイミング
スイミングとは、スイムベイトやスイムジグなどのルアーを水中でスムーズに泳がせる釣り方です。
スイムベイトやスイムジグは、魚の形をしたルアーで、バスの本能を刺激します。
このロッドは、スイムベイトやスイムジグの泳ぎを引き出すことができます。
また、スイムベイトやスイムジグは、水中での姿勢が安定しているので、バスのバイトを感じやすくなります。
このロッドは、バスのバイトを手元に伝えてくれるので、フッキングがしやすくなります。
私は、このロッドでビッグベイトやスイムジグなどの大型のルアーを使っています。
これらのルアーは、大型のバスを狙うことができます。
また、他のルアーでは届かないような深いところやカバーの中に入れることができます。
ジャーキング
ジャーキングとは、ジャークベイトというルアーをロッドで引っ張ったり止めたりする釣り方です。
ジャークベイトは、水中で不規則に動くルアーで、バスの攻撃本能を刺激します。
このロッドは、ジャークベイトの動きをコントロールすることができます。
また、ジャークベイトは、ロッドで引っ張ったときや止めたときにバスがバイトすることが多いです。
このロッドは、バスのバイトを感じやすくなります。
私は、このロッドでミノーやシャッドなどの中~小型のジャークベイトを使っています。
これらのルアーは、水温が低いときやバスが警戒しているときに効果的です。
また、水面近くや中層を泳ぐバスにアピールできます。
シマノ ゾディアス 172MH-Gのスペック
このロッドのスペックを、以下の表にまとめました。
項目 値
全長 7フィート2インチ(2.18m)
継数 2
仕舞寸法 112.5cm
自重 128g
ルアー重量 10~42g
ライン ナイロン・フロロ 14~30lb
テーパー レギュラー
素材 カーボン52.6%、グラス47.4%
ガイドリング アルコナイト
グリップ カーボンモノコック
価格 税別19,200円
シマノ ゾディアス 172MH-G グリップ改造 (ロッドカスタム日記 #41) – https://t.co/Gfm08gNkge #ロッドカスタム #グリップカスタム pic.twitter.com/jUhnB6Xxje
— BeWAF (@BeWAFt) May 28, 2018