バス釣りにおいて、ライトリグや小型のハードベイトを使うシーンは多くあります。
しかし、そのようなルアーを扱うには、適切なロッドが必要です。
軽量でシャープな操作性と感度、そしてパワーと粘りを兼ね備えたロッドが理想的です。
そんなロッドを探している方におすすめしたいのが、シマノのエクスプライド 266Lです。
このロッドは、シマノのバスロッドの中核を担うハイコストパフォーマンスモデルで、カーボンモノコックグリップやハイパワーXなどの先端テクノロジーを搭載しています。
幅広いシーンに対応するバーサタイルな性能と、高い実釣性能で活躍する場面を選ばないロッドです。
今回は、このエクスプライド 266Lについて、インプレ、特徴、使い方、スペックなどを詳しく紹介していきます。
⇒【🔴軽量でシャープな操作性と感度】シマノ エクスプライド 266L
シマノ エクスプライド 266Lのインプレ
私は、このエクスプライド 266Lを実際に使ってみました。
まず、このロッドの印象的なのは、その軽さとシャープさです。
97gという軽量なロッドは、長時間の使用でも疲れにくく、集中力を保ちやすいです。
また、シャープなファーストテーパーのブランクは、キャストやロッドワークに優れ、ルアーの操作性が高いです。
特に、ノーシンカーやダウンショット、ジグヘッドなどのライトリグを小刻みにシェイクする誘いには、このロッドの持つ感度とレスポンスが最適です。
ルアーの動きや水中の状況をダイレクトに感じることができます。
また、シャッドプラグやi字系ルアーなどのハードベイトにも対応できます。
安定した飛距離を生み出し、トレースコースの自由度が高いです。
ファイト時には、ロッド全体の粘りでバラシやラインブレイクを防ぎます。
このロッドは、ライトリグからハードベイトまで、幅広いルアーに高次元で対応できるバーサタイルなロッドだと感じました。
シマノ エクスプライド 266Lの特徴
このエクスプライド 266Lの特徴を、以下の4つのポイントにまとめてみました。
カーボンモノコックグリップ
ハイパワーX
パーフェクションシートXT
セミマイクロガイド
カーボンモノコックグリップ
このロッドに採用されているのは、ラウンド形状の進化となる「エッジタイプ」のカーボンモノコックグリップです。
このグリップは、握り込んだときに指の引っかかりを作るエッジ形状により、キャスト精度が向上します。
飛距離アップもサポートし、ホールド力の向上にも貢献します。
また、カーボン素材の特性として、感度の向上や軽量化にも一役買っています。
このグリップは、見た目にもスタイリッシュで、ロッドの高級感を演出しています。
ハイパワーX
このロッドのブランクスは、高弾性カーボンをメインマテリアルに、ハイパワーXで補強されています。
ハイパワーXとは、ブランクスの表面にX字状にカーボンテープを巻き付けることで、ねじれ剛性を高めるテクノロジーです。
これにより、キャスト時にはブランクスのパワーをロスなく伝え、ファイト時にはブランクスのしなりをコントロールできます。
ハイパワーXは、ロッドの性能を最大限に引き出す重要な要素です。
パーフェクションシートXT
このロッドのリールシートは、軽量で高強度のカーボン強化素材CI 4+ を用いたパーフェクションシートXTです。
このリールシートは、コンパクトで握りやすく、ブランクスとの一体感が高いです。
また、マットラバーコーティングにより、滑りにくく、感度と操作性が優れています。
リールの固定もしっかりとできるので、安心して釣りができます。
セミマイクロガイド
このロッドのガイドは、ステンレスフレームにSiCガイドの組み合わせで、セミマイクロガイドを採用しています。
セミマイクロガイドとは、従来のガイドよりも小さめのガイドで、ロッドの軽量化やキャストフィールの向上に効果的です。
また、トラブルの少ないガイドセッティングで、ラインの流れをスムーズにします。
このロッドでは、用途やテクニックに合わせてロッドごとに専用セッティングされているので、ブランクスの性能を最大限に発揮できます。
⇒【🔴軽量でシャープな操作性と感度】シマノ エクスプライド 266L
シマノ エクスプライド 266Lの使い方
このエクスプライド 266Lは、ライトリグや小型のハードベイトを使うシーンにおいて、非常に有効なロッドです。
その使い方の一例を、以下に紹介します。
ノーシンカーワッキー
ノーシンカーワッキーは、水中での自然なフォールアクションが魅力のテクニックです。
このロッドでは、3~4インチ程度のワームを使用するのがおすすめです。
キャスト後は、ワームが底に着くまで待ち、その後はロッドティップで小刻みにシェイクしながらリフト&フォールさせます。
このとき、ロッドの感度とレスポンスが活きて、ワームの動きや水中の状況をダイレクトに感じることができます。
バイトは、フォール中やシェイク中に感じることが多いので、細かくアタリをとらえられるのがポイントです。
ダウンショット
ダウンショットは、底の凸凹やベジテーションに対応できるテクニックです。
このロッドでは、1/16~1/8オンス程度のシンカーと3~4インチ程度のワームを使用するのがおすすめです。
キャスト後は、シンカーが底に着くまで待ち、その後はロッドティップでワームを上下に動かしながらリトリーブします。
このとき、ロッドの軽さとシャープさが活きて、シンカーの重さやワームの動きを感じやすくなります。
バイトは、シンカーが底に着いたときやワームを動かしたときに感じることが多いので、細かくアタリをとらえられるのがポイントです。
シャッドプラグ
シャッドプラグは、水中のベイトフィッシュを模したハードベイトです。
このロッドでは、2~3インチ程度のサイズのものを使用するのがおすすめです。
キャスト後は、ロッドワークでプラグのアクションをコントロールしながらリトリーブします。
このとき、ロッドのパワーとレスポンスが活きて、プラグの飛距離やトレースコースを自在に操作できます。
特に、ストラクチャーのエッジやシェードにプラグを通すときには、このロッドの持つ精度が重要になります。
バイトは、プラグがストラクチャーに当たったときやプラグのアクションを変えたときに感じることが多いので、素早くフッキングできるのがポイントです。
シマノ エクスプライド 266Lのスペック
このエクスプライド 266Lのスペックを、以下に示します。
全長:6フィート6インチ(198cm)
継数:2本
仕舞寸法:101.5cm
自重:97g
ルアー重量:3~10g
ライン:4~10lb
テーパー:ファースト
パワー:ライト
グリップ長:230mm
グリップ形状:エッジタイプカーボンモノコック
リールシート:パーフェクションシートXT
ガイド:ステンレスフレームSiCガイド(セミマイクロガイド)
エクスプライド 166M
エクスプライド 266LコンプレックスCI4+
あとワーム買ってきた!
総額6万円。。。 pic.twitter.com/8ljjIj4pcU
— TAKUMI (@tkm00442288) March 11, 2019