今回は、私が愛用しているルアーのひとつ、ハルシオンシステム ペニーサックについて紹介したいと思います。
ペニーサックとは、ルアーブランド『ハルシオンシステム』から販売されているミノータイプのルアーで、舌を出したようなユニークな見た目が特徴です。
一見ポッパーのようにも見えますが、実は水面直下から1メートル程度のレンジをウォブンロールで泳ぎます。
ペニーサックは、イナッコパターンや落ち鮎パターン、コノシロパターンなど、シーバスのベイトに合わせた攻略ができる優れたルアーです。
また、青物やヒラメ、メバルなど、他の魚種にも効果的に使えます。
この記事では、ペニーサックの特徴や使い方、インプレッションなどを詳しく解説していきます。
ペニーサックを使って、シーバス釣りをもっと楽しみましょう!
ハルシオンシステム ペニーサックのインプレ
私は、ペニーサックを使って、数々のシーバスを釣り上げてきました。
その中でも、特に印象に残っているのは、コノシロパターンでの一件です。
ある冬の日、私は友人とともに、コノシロが入っているという情報を得たポイントに向かいました。
到着すると、水面にはコノシロの群れが見えました。
私は、ペニーサック140 初代のオリカラを選び、群れの下にルアーを落としました。
しばらく巻いていると、突然ルアーに強烈なヒットがありました。
ロッドがしなるのを感じながら、慎重にやり取りをしました。
やっとのことでランディングしたのは、80cmを超えるビッグシーバスでした。
ペニーサックの魅力を思い知らされた瞬間でした。
ハルシオンシステム ペニーサックの特徴
ペニーサックは、大きく分けて5種類のモデルがあります。
それぞれに違った特徴やスイムレンジがありますので、使用シチュエーションに合わせて選ぶことができます。
ペニーサック140 Bubble☆Star
全長:140mm
自重:32g
スイムレンジ:トップウォーター
特徴:ジャークアクションで泡をまといながら強くアピールするトップウォーターモデル。
青物狙いにもおすすめ。
ペニーサック140 MOKKA
全長:140mm
自重:28g
スイムレンジ:水面直下~50cm
特徴:シャローレンジ攻略に最適なモデル。
立ち上がりが早く、デッドスローにも対応。
落ち鮎パターンでのランカー狙いに最適。
ペニーサック140 初代
全長:140mm
自重:32g
スイムレンジ:50cm~80cm
特徴:ペニーサックのオリジナルモデル。
足場の高い場所でも、足元までキッチリ泳ぎ切る。
コノシロパターン攻略での爆発力に定評がある。
ペニーサック140 tungs10Φ(タングステン)
全長:140mm
自重:40g
スイムレンジ:1m前後
特徴:シリーズ最重量モデル。
直径10mmのタングステンウエイトを内蔵し、ロングディスタンスを可能にしたモデル。
ハタハタパターン攻略にも効果的。
ペニーサック99
全長:99mm
自重:11g(MOKKA)、14g(初代、サスペンド)
スイムレンジ:水面直下~50cm(MOKKA)、50cm~80cm(初代)、サスペンド(サスペンド)
特徴:ペニーサック140のダウンサイジングモデル。
ライトアクションのシーバスタックルでも扱いやすい。
ベロが長くなり、スローリトリーブでも素早く立ち上がる。
サスペンドモデルはドリフト釣法にも対応。
⇒【🔴ベイトに合わせた攻略ができる優れたルアー】ハルシオンシステム ペニーサック
ハルシオンシステム ペニーサックの使い方
ペニーサックの基本的な使い方は、投げて巻くだけです。
ロッドアクションは必要ありません。
ただし、巻き速度やポーズの長さなどは、ベイトの状況やシーバスの反応に合わせて調整することが重要です。
ペニーサックは、ベイトに合わせたパターン攻略ができるルアーです。
以下では、代表的なパターンとその使い方を紹介します。
イナッコパターン
夏~秋にかけてのメインベイトとなるイナッコ。
シャローに固まっていたり、明暗部を右往左往していることがよく見られます。
ペニーサックで攻略する場合は、ペニーサック99 MOKKAやサスペンドを中心に、群れから若干外れた箇所を通すイメージで使用します。
水面直下で泳ぐMOKKAは、夏のイナッコ対策に最適です。
サスペンドは、超デッドスローのドリフトで自然なポーズを演出できます。
落ち鮎パターン
秋~初冬にかけてランカーキャッチの実績も多い落ち鮎パターン。
瀕死のアユを演出するため、ドリフトを前提に攻略します。
表層を流れる場合が多いため、ペニーサック140 MOKKAや99 サスペンドを使ってみましょう。
MOKKAは、水面から50cmのホットレンジを攻略できます。
サスペンドは、流れに乗せて自然に沈むアユを再現できます。
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— フィッシング天国 (@goodsunsite) September 12, 2019
コノシロパターン
晩秋から冬にかけて各地で見られるコノシロパターン。
大きなルアーでナイスサイズが狙える豪快な釣りです。
攻略のポイントは、群れの下にルアーを漂わせることです。
60~80cmのレンジを泳がせられるペニーサック140 初代やtungs10Φ(タングステン)がおすすめです。
初代は、コノシロパターンの定番モデルで、爆発力に定評があります。
tungs10Φ(タングステン)は、ロングディスタンスを打ち抜くことができます。
涼しい夕マズメの中、下からドカン!
ペニーサックは釣れる #ペニーサック#ハルシオンシステム pic.twitter.com/QhssSzAsEb— シゲちゃん (@Angler44188294) September 18, 2020