シマノ オシア サーディンボールとは、オフショアでキハダマグロやブリ、サワラ、カツオなどの大型魚を狙うためのシンキングペンシルルアーです。
イワシの群れを模したボディ形状とホログラム、そして新開発のフラッシュブースト機構によって、水中で強烈なアピール力を発揮します。
飛距離も抜群で、ジェットブースト機構によって安定したロングキャストと速やかな泳ぎ出しを実現します。
この記事では、シマノ オシア サーディンボールの特徴やインプレ、ショアジギングでの使い方、ヒラマサとの相性などについて紹介していきます。
オフショアルアーに興味のある方はぜひ参考にしてください。
シマノ オシア サーディンボールの特徴
シマノ オシア サーディンボールは、相模湾でよく見かけるイワシの群れを意味するサーディンボールという名前の通り、イワシを模したシルエットとカラーリングを持つルアーです。
イワシはオフショアの対象魚の主要な餌となるので、このルアーは非常に効果的です。
シマノ オシア サーディンボールには、150Sと130Sの2種類のサイズがあります。
150Sはキハダマグロを狙うために特化したサイズで、全長は150mm、重量は71gです。
130Sはより幅広い対象魚を狙うためにコンパクト化したサイズで、全長は130mm、重量は77gです。
どちらもスローシンキング設定で、水平にヒラヒラと沈んでいきます。
このとき、ボディ内部にスプリングで反射板を吊るしたフラッシュブースト機構が働き、動いても止まっていてもキラキラとしたフラッシングで誘い続けます。
また、ボディにはベイトフィッシュの鱗のリアルなパターンを模倣したホログラム、スケールブーストが施されており、水中で複雑な反射を実現します。
これらのアピール力は、ベイトの多い状況でもルアーを目立たせるのに役立ちます。
シマノ オシア サーディンボールは、飛距離も抜群です。
重心移動ウェイトを貫通シャフトとバネで支えることで、安定したロングキャストと速やかな泳ぎ出しを両立させる重心移動機構、ジェットブーストが搭載されています。
キャスト時の初速、飛行姿勢の安定、速やかな泳ぎ出しの3要素を徹底的に検証し、使い手の技量に関わらず釣れる遠投ルアーを実現しています。
シマノ オシア サーディンボールは、フックも大型で強力です。
150Sと130Sともに、フックサイズは2/0x2で、SPリングは150lbです。
キハダマグロやブリといった大型の魚とのファイトにも臆することなく挑むことができます。
シマノ オシア サーディンボールは、カラーバリエーションも豊富です。
イワシの色や状況に合わせて選べる9色がラインナップされています。
中でも注目なのが、透過性が高く水色や空の色に馴染みやすい透鱗というスケールブーストを採用したトウリンイワシというカラーです。
クリアカラー特有の光り方があり、薄いウロコ模様がイレギュラーにレインボーの輝きを発してアピールします。
万能ともいえるカラーだと思います。
シマノ新製品のサーディンボール130sの重心移動って5mmぐらいしか動いてないけど、効果あるのかな?
ジェットブーストって言うぐらいだからルアーの後方目一杯までウェイトが移動するもんだと思っていました😅 pic.twitter.com/JG1EMVkxBb— はじむ@魚釣り提督 (@hajimu_400) August 28, 2021
シマノ オシア サーディンボールのインプレ
シマノ オシア サーディンボールは、私も何度か使用したことがありますが、そのときの感想を述べたいと思います。
まず、飛距離に関しては、非常に満足できるものでした。ジェットブーストの効果で、風にも負けずに遠くまで飛ばすことができました。
また、泳ぎ出しも速く、キャスト後にすぐにアクションを開始できました。
次に、アピール力に関しては、フラッシュブーストとスケールブーストの相乗効果で、水中で目立っていることが分かりました。
特にフォール中にキラキラと輝く様子は、魚の視線を釘付けにすると思います。
最後に、フックに関しては、大きくて強いので、バイトしたらしっかりとフッキングできました。
また、口切れやフックアウトの心配も少なかったです。
シマノ オシア サーディンボールは、私のインプレとしては、非常に優れたオフショアルアーだと思います。
飛距離、アピール力、フックの3点が揃っているので、釣果に直結すると思います。
ただし、一点だけ注意点があります。
それは、サーディンボールはイワシを模したルアーなので、イワシが餌となる魚を狙うときに効果的だということです。
イワシが餌ではない魚を狙うときには、別のルアーを使ったほうがいいかもしれません。
シマノ オシア サーディンボールのショアジギングでの使い方
シマノ オシア サーディンボールは、オフショアでの使用がメインですが、ショアジギングでも使えます。
ショアジギングでの使い方は、基本的にはオフショアと同じですが、いくつかのポイントを押さえておくといいでしょう。
まず、ショアジギングでは、水深が浅い場所や根がかりしやすい場所が多いので、ルアーの沈みすぎに注意する必要があります。
スローシンキング設定のルアーなので、フォール中に沈みすぎて根がかりする可能性があります。
そのため、キャスト後にすぐにラインを張って、ルアーの沈み具合を感じながらリトリーブすることが大切です。
また、水深が浅い場合は、ルアーが水面に近づく前にリトリーブを止めて、再びフォールさせることで、魚の反応を引き出すことができます。
次に、ショアジギングでは、アクションにも工夫が必要です。
オフショアでは、ワンピッチジャークやツイッチなどのシンプルなアクションで十分ですが、ショアジギングでは、より多彩なアクションで魚を誘うことが求められます。
例えば、ロッドを大きく振ってルアーをジャンプさせたり、ロッドを横に振ってルアーをスライドさせたり、ロッドを下に振ってルアーをダイブさせたり、などです。
これらのアクションは、ルアーの動きを不規則にすることで、魚の攻撃本能を刺激します。
また、アクションの間には、ルアーを止めてフラッシュブーストやスケールブーストの効果を発揮させることも忘れないでください。
最後に、ショアジギングでは、タックルの選択も重要です。
シマノ オシア サーディンボールは、重量が70g以上あるので、それに合わせたロッドとリールが必要です。
ロッドは、キャスト性能とパワーを兼ね備えた、ショアジギング専用のものがおすすめです。
リールは、ドラグ力とギア比が高いものが望ましいです。
ラインは、PEラインを使用することで、飛距離と感度を向上させることができます。
リーダーは、根がかりや歯のある魚に備えて、フロロカーボンラインを使用することをお勧めします。
シマノ オシア サーディンボールは、ショアジギングでも十分に活躍できるルアーです。
ただし、水深や根の状況、アクションの工夫、タックルの選択などに注意することが必要です。
これらのポイントを押さえて、シマノ オシア サーディンボールでショアジギングを楽しんでください。
シマノ オシア サーディンボールのヒラマサとの相性
シマノ オシア サーディンボールは、ヒラマサとの相性も抜群です。
ヒラマサは、イワシを好んで食べる魚なので、イワシを模したルアーに反応しやすいです。
また、ヒラマサは、水深や水温に関係なく、水中のあらゆるレイヤーで活動する魚なので、スローシンキングのルアーにも反応しやすいです。
さらに、ヒラマサは、ルアーの動きに敏感な魚なので、フラッシュブーストやスケールブーストの効果にも反応しやすいです。
シマノ オシア サーディンボールでヒラマサを狙うときのコツは、ルアーのサイズとカラーを適切に選ぶことです。
ルアーのサイズは、ヒラマサのサイズや活性に合わせて変えることができます。
一般的には、大きいルアーほど大きいヒラマサを狙えますが、活性が低いときは小さいルアーのほうが反応が良いこともあります。
カラーは、水色や透明度、天候などに合わせて変えることができます。
一般的には、水色が濃いときや曇りのときは、明るいカラーや白系のカラーが目立ちますが、水色が薄いときや晴れのときは、暗いカラーや青系のカラーが目立ちます。
シマノ オシア サーディンボールは、ヒラマサの釣りにおいて、強力な武器となるルアーです。
ルアーのサイズとカラーを適切に選んで、ヒラマサの反応を引き出してください。
ヒラマサの強烈な引きとのファイトを楽しんでください。