エリアトラウトのルアーとして人気の高いカルテラスから、新たなジグスプーンが登場しました。
その名もウルキ。
スプーンのような見た目ですが、実はミノーとしても使えるという画期的なルアーです。
低比重によりスローフォールやスローリトリーブが可能で、ボトムや表層でのアプローチが得意です。
今回は、このウルキのインプレ、おすすめカラーとその理由、使い方、フックサイズなどを詳しくご紹介します。
カルテラス ウルキのインプレ
カルテラス ウルキは、ただ巻きでウォブンロールするだけでなく、高速巻きでボディが回転してフラッシングを見せたり、トゥイッチで短いダートを見せたりと、多彩なアクションが楽しめます。
特にボトムでの使用が効果的で、ボトムステイからのデジ巻きや早巻きでスローフォールさせると、魚の威嚇や縄張り意識を刺激して強いバイトを誘います。
私は、ウルキ70を使って、ボトムで大型のブラウントラウトやイワナを釣ることができました。
ウルキは、フロントフックが半固定されているので、横や前方からのバイトにも対応できますし、根掛かりもしにくいです。
食い込みも良く、フックは太軸のものも換装できるので、モンスタークラスの魚にも安心して挑めます。
カルテラス ウルキのおすすめカラー
ウルキは、プロパーカラーと明滅カラーで構成された全19色(ウルキ70の場合)のカラーバリエーションがあります。
プロパーカラーは、魚の体色や餌の色に近い自然なカラーで、水色や気温が低いときや、魚が警戒しているときに有効です。
明滅カラーは、鮮やかな色や反射材が使われたカラーで、水色や気温が高いときや、魚が活性が高いときに有効です。
私のおすすめカラーは、#10 ピンクと#23 セールカラー+ピンクです。
#10 ピンクは、魚の目に強く食いつきやすいカラーで、特に雌魚の反応が良いです。
#23 セールカラー+ピンクは、グローとピンクのコントラストが強烈で、水中で目立ちやすいカラーです。
どちらも、ボトムや表層でのアピール力が高く、大型魚を釣ることができました。
カルテラス ウルキの使い方
ウルキの使い方は、レンジや魚の状況に応じて変えることができます。
ボトムで使う場合は、キャスト後にボトムステイを約10秒程度待ってから、デジ巻きや早巻きでリフト&フォールさせます。
このとき、ボディが回転してフラッシングを見せるので、魚の注意を引きます。
また、ボトムに着いたときには、根掛かりしにくい形状なので、安心して使えます。
表層で使う場合は、キャスト後に任意のレンジまで沈めてから、ロッドティップで軽くトゥイッチします。
このとき、ボディが短いダートを見せるので、イワナなどの魚にアピールできます。
また、ただ巻きでもウォブンロールするので、中層での引き誘いもできます。
ロッドは、ライト〜ミディアムライトのアクションがおすすめです。
カルテラス ウルキのフックサイズ
ウルキには、フロントにVANFOOK ME-41B、リアにVANFOOK SP41Fというミノー向きのフックが装着されています。
ウルキ70の場合は、フロントが#3、リアが#2のサイズです。
ウルキ50の場合は、フロントが#4、リアが#4のサイズです。
これらのフックは、横や前方からのバイトにも対応できるように半固定されています。
換装する場合は、同じサイズか、一回り大きいサイズのフックがおすすめです。
例えば、ウルキ70には、フロントに#2、リアに#1のサイズのフックを付けると、より大型の魚にも対応できます。
ただし、フックのサイズや重さによっては、ウルキのアクションやバランスが変わることがあるので、注意してください。