今回は、ダイワから発売されたばかりの新製品、21 ルビアス エアリティ LT4000-CXHをご紹介します。
このリールは、ダイワのフラッグシップモデルであるイグジストを超える軽さを実現した、超軽量スピニングリールです。
マグネシウム製のモノコックボディにより、軽さと剛性を高いレベルで達成しています。
また、ザイオン製のエアローター、超々ジュラルミン製のマシンカットタフデジギアなど、ダイワの最新テクノロジーが詰まったリールです。
シーバスやライトショアジギングなど、様々な釣りに対応できる汎用性の高さも魅力です。
私はこのリールを購入してから、数回の釣行で使用してみました。
その中で感じたインプレッションや特徴、使い方、スペックなどを詳しくお伝えします。
このリールに興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。
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ダイワ ルビアス エアリティ LT4000-CXHのインプレッション
まず、ダイワ ルビアス エアリティ LT4000-CXHの一番の特徴は、その軽さです。
重量はなんと200gと、ダイワ史上最軽量のリールです。
これは、マグネシウム製のモノコックボディによるもので、軽量かつ強い金属であるマグネシウムを採用することで、軽さと剛性の両立を実現しています。
モノコックボディとは、ボディ自体にフレームとしての剛性を持たせ、ねじれやたわみに強く、省スペースを実現させる構造です。
また、ねじを固定するためのスペースをなくすことで、ボディ寸法に対するドライブギアのサイズを極限まで拡大し、ボディの約85%もの面積を占める大口径のドライブギアが収納可能です。
このリールを手に取ると、その軽さに驚きます。
まるで空気のように軽いと言っても過言ではありません。
しかし、その軽さに反して、巻き感は非常に滑らかで、シルキーな感触が楽しめます。
これは、超々ジュラルミン製のマシンカットタフデジギアによるもので、冷間鍛造で高強度に仕上げたギアを、マシンカットにより高精度に加工することで、限りなくノイズレスな回転を実現しています。
また、ザイオン製のエアローターも、軽くて変形量が少ないため、巻き始めの軽さや巻き上げパワー、ドラグ性能の高さに寄与しています。
このリールを実際に釣りで使用してみると、その軽さと巻き感の良さがより際立ちます。
シーバスやライトショアジギングなど、様々な釣りに対応できる汎用性の高さも魅力です。
ハンドル1回転あたりの巻き取り長さが99cmあるので、はや巻き、糸フケの回収も早いため、デイゲームでももちろん使用できますし、巻き感も素晴らしいため、ナイトゲームの流しの釣りでも全く問題ないでしょう。
ドラグはもちろんATDで、滑り出しがスムーズで、魚の引くスピードに追従してブレーキがかかります。
ドラグノブは操作性に優れる大口径タイプで、微調整も簡単にできます。
ダイワ ルビアス エアリティ LT4000-CXHの特徴
ダイワ ルビアス エアリティ LT4000-CXHは、軽量でありながら、高い巻き取り長さとドラグ力を持っています。
また、ベアリングの数も11個と多く、回転性能にも優れています。
ナイロン糸やPE糸の巻き量も十分で、様々なラインを使用できます。
このリールの特徴として、以下の点が挙げられます。
マグネシウム製のモノコックボディにより、軽さと剛性を高いレベルで達成しています。
マグネシウムは軽量かつ強い金属である一方、腐食しやすいという欠点もあります。
当然それを防ぐためにメッキや塗装などの処理が必要ですが、ダイワは特殊な技術でマグネシウムの表面を硬化させることで、腐食に強く、美しい仕上がりを実現しています。
このボディは、ダイワの最高峰のリールであるイグジストにも採用されており、その品質は折り紙つきです。
超々ジュラルミン製のマシンカットタフデジギアにより、限りなくノイズレスな回転を実現しています。
超々ジュラルミンとは、ジュラルミンの中でも最も強度の高い合金で、航空機の部品などにも使用されています。
このギアは、冷間鍛造で高強度に仕上げた後、マシンカットにより高精度に加工されています。
この工程で、ギアの歯の形状や角度、ピッチなどが最適化され、ギアの噛み合わせが滑らかになります。
また、ギアの表面には、摩擦や摩耗を減らすための特殊なコーティングが施されています。
これにより、ギアの寿命が延びるだけでなく、回転時のノイズも低減されます。
ザイオン製のエアローターにより、巻き始めの軽さや巻き上げパワー、ドラグ性能の高さに寄与しています。
ザイオンとは、ダイワ独自の高強度樹脂で、金属に匹敵する強度と軽さを持っています。
エアローターとは、ローターの重量を約15%軽減し、重心を外側に移動させることで、回転バランスを向上させる構造です。
これにより、巻き始めの軽さや巻き上げパワーが増し、ドラグの滑り出しもスムーズになります。
また、ローターの形状は、糸巻きの均一性を高めることで、糸フケやライントラブルを防ぎます。
ルビアスLT4000-CXH
買ってしまいました。道具だけは一丁前になっていきます☺️
それに見合った釣果をものにしたいです…頑張ります💪 pic.twitter.com/U3gft8jOGE
— 輝 (@sugihika0717) July 21, 2020
ダイワ ルビアス エアリティ LT4000-CXHの使い方
最後に、ダイワ ルビアス エアリティ LT4000-CXHの使い方について、いくつかのポイントをお伝えします。
このリールは、シーバスやライトショアジギングなど、様々な釣りに対応できる汎用性の高さが魅力ですが、その中でも特におすすめなのは、以下のような釣りです。
シーバスの流し釣り:このリールは、巻き感が素晴らしいため、ナイトゲームの流しの釣りに最適です。
流れに乗せてルアーを流すときに、リールの回転がスムーズであることは、ルアーのアクションやバイトの感知に大きく影響します。
また、ドラグもATDで、滑り出しがスムーズで、魚の引くスピードに追従してブレーキがかかります。
これにより、シーバスの強烈な引きにも対応できます。
ハンドル1回転あたりの巻き取り長さが99cmあるので、はや巻き、糸フケの回収も早いですし、ハンドル長も60mmと短めなので、手元の操作性も良いです。
ライトショアジギング:このリールは、軽さとパワーを兼ね備えているため、ライトショアジギングにも最適です。
ジグのキャストやジャーク、フォールなどの動作において、リールの軽さは疲労を軽減するだけでなく、感度や操作性にも影響します。
また、巻き上げパワーも高く、大型の青物にも対応できます。
ドラグ力も10kgと十分で、ドラグノブも操作性に優れる大口径タイプです。
ベアリングの数も11個と多く、回転性能にも優れています。
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ダイワ ルビアス エアリティ LT4000-CXHのスペック
項目 値
番手 LT4000-CXH
ギア比 6.2
巻き取り長 (cm) 99
自重 (g) 200
最大ドラグ (kg) 10.0
ハンドル長 (mm) 60
ベアリング/ローラー (個) 11/1
ナイロン糸巻量 (lb-m) 12-150
PE糸巻量 (号-m) 1.5-200