ジギングといえば、ダイワのソルティガシリーズが有名ですよね。
その中でも、2022年に発売されたソルティガ Rは、使用クラスラインは同じでありながら、3タイプの異なる弾性を使い分けることで、ジャークパターン、ジグ形状、船の流し方に応じて、戦略的にレスポンス(Response=R)を使い分けることを可能にした新シリーズです。
今回は、そのソルティガ Rの中でも、オールマイティのミッドレスポンス軽量ベイトモデルであるJ60B-4 MDを実際に使ってみた感想や特徴、使い方、スペックなどを紹介したいと思います。
PE4号メインの使用を前提に設計されたこのモデルは、重量ジグのワンピッチジャークで狙う大型青物に最適なロッドです。
細身、軽量ながら粘り強いブランクで、MAX250g表示ではあるが実際のフィールドテスト(トンジギ)においては、ドテラ流しで500gのジグを使用しても問題無いほどの汎用性を併せ持っています。
⇒【🔴重量ジグのワンピッチジャークで狙う大型青物に最適】ダイワ ソルティガ R J60B-4 MD
ダイワ ソルティガ R J60B-4 MDのインプレ
私は、ダイワ ソルティガ R J60B-4 MDを使って、九州の外房エリアでヒラマサを狙ってみました。
使用したジグは、200gのロングジグと250gのセミロングジグです。
まず、このロッドの一番の魅力は、その軽さと操作性です。
自重は158gという驚異的な軽さで、長時間のジギングでも疲れにくいです。
また、テーパーはレギュラーで、素直な中弾性ブランクなので、様々なスタイルのジギングをこなすことができます。
私は、コンビネーションジャークとキャスト&ジャーク(斜め引き)を交えて、水深50m~100mのレンジでジグを動かしましたが、どちらのジャークもスムーズにできました。
特に、キャスト&ジャークでは、少し長めのレングスを生かして、遠投してもしっかりとジグにアクションを伝えることができました。
そして、このロッドのもう一つの魅力は、そのパワーと粘りです。
ヒットしたヒラマサは、10kg前後のものが何本もありましたが、このロッドは全くひるむことなく、確実に魚を寄せることができました。
ブランクは細身ですが、しっかりと曲がり込み、魚の引きに対しても余裕を持って対応できます。
また、長めのフォアグリップとバットエンドを装着しているので、バットエンドを体に当てたファイトスタイルも可能です。
私は、このスタイルで、強烈な引きをするヒラマサとのやりとりを楽しみました。
ダイワ ソルティガ R J60B-4 MDの特徴
ダイワ ソルティガ R J60B-4 MDの特徴をまとめると、以下のようになります。
PE4号メインの使用を前提に設計された、オールマイティのミッドレスポンス軽量ベイトモデル
テーパーはスロージギング用とは異なり、ワンピッチ向けのレギュラーテーパーに仕上げている
ターゲットは重量ジグのワンピッチジャークで狙う大型青物
長めのフォアグリップとバットエンドを装着し、バットエンドを体に当てたファイトスタイルも視野に入れている
細身、軽量ながら粘り強いブランクで、MAX250g表示ではあるが実際のフィールドテスト(トンジギ)においては、ドテラ流しで500gのジグを使用しても問題無いほどの汎用性を併せ持っている
ブランクには、ネジレ防止の最適構造の「X45」と、ネバリや強度に優れた「HVF ナノプラス」が採用されている
⇒【🔴重量ジグのワンピッチジャークで狙う大型青物に最適】ダイワ ソルティガ R J60B-4 MD
ダイワ ソルティガ R J60B-4 MDの使い方
このロッドの使い方は、以下のようになります。
使用するラインは、PE4号がベスト。
リーダーは、フロロカーボンの60~80lbを使用する
使用するジグは、200g~250gのロングジグやセミロングジグがおすすめ。
ジグのカラーは、水色やピンクなどの明るい色が効果的
ジャークパターンは、コンビネーションジャークとキャスト&ジャーク(斜め引き)を交えるのが良い。
コンビネーションジャークでは、ワンピッチとハーフピッチ、ショートピッチを組み合わせて、ジグに変化をつける。
キャスト&ジャークでは、遠投してから、ジグを斜めに引き上げるようにジャークする
ファイト時は、バットエンドを体に当てて、ロッドの曲がりと粘りを利用して、魚とのやりとりを楽しむ
ダイワ ソルティガ R J60B-4 MDのスペック
このロッドのスペックは、以下のようになります。
全長:1.83m
継数:1本
仕舞:183cm
自重:158g
先径/元径:2.4/9.9mm
ジグ・ルアー重量:MAX250g
ラインPE:MAX4号
カーボン含有率:97%
メーカー希望本体価格(税抜):52,500円