アジングとは、アジを狙うルアー釣りのことです。
アジは小型ながらも引きが強く、魚の活性や潮の流れによって釣り方を変える必要があります。
アジングは、釣りの基本を学ぶのにも最適な釣り方です。
今回は、ダイワの「バリスティック」というリールを使ってアジングを楽しむ方法を紹介します。
バリスティックは、軽量で滑らかな巻き心地と高い感度が特徴のリールで、アジングにぴったりです。
バリスティックの性能や特徴、使い方などを詳しく解説していきます。
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バリスティックの特徴とスペック
バリスティックは、ダイワの高性能リールのひとつです。バリスティックには、以下のような特徴とスペックがあります。
軽量
バリスティックは、アルミニウム製のボディとザイオン製のローターを採用しており、重量は約200gと非常に軽量です。
これにより、長時間の釣りでも疲れにくく、快適に操作できます。
滑らか
バリスティックは、ダイワ独自の「エアローター」と「デジギア」を搭載しており、巻き心地が非常に滑らかです。
エアローターは、ローターの重量を軽減し、回転バランスを向上させます。
デジギアは、ギアの歯形状を最適化し、摩擦やノイズを減らします。
高感度
バリスティックは、ダイワの「マグシールド」と「ATD」を備えており、高い感度を実現しています。
マグシールドは、磁力でリール内部をシールし、水やホコリの侵入を防ぎます。
これにより、リールの動きがスムーズになり、微細なアタリも感じやすくなります。
ATDは、自動的にドラグ力を調整する機能で、魚の引きに応じてスムーズにラインを放出します。
これにより、バラシやラインブレイクを防ぎます。
バリスティックの使い方とセッティング
バリスティックは、アジングに適したリールですが、使い方やセッティングによって釣果に差が出ます。
ここでは、バリスティックの使い方とセッティングのポイントを紹介します。
ラインの選び方
バリスティックは、PEラインやフロロカーボンラインなど、さまざまなラインに対応していますが、アジングにはPEラインがおすすめです。
PEラインは、伸びにくく、高い感度と強度を持っています。
また、PEラインは、水中での目立ちにくさや結びやすさなどのメリットもあります。
PEラインの太さは、0.3号から0.6号の範囲で選ぶとよいでしょう。
太すぎるとラインの重さが影響し、細すぎるとラインブレイクのリスクが高まります。
ハンドルの長さ
バリスティックは、ハンドルの長さを変えることができます。
ハンドルの長さは、巻き速度やトルクに影響します。
ハンドルが長いほど、巻き速度は遅くなりますが、トルクは大きくなります。
ハンドルが短いほど、巻き速度は速くなりますが、トルクは小さくなります。
アジングでは、ハンドルの長さを40mmから50mmの範囲で選ぶとよいでしょう。
長すぎると巻きにくくなり、短すぎるとパワー不足になります。
ドラグの調整
バリスティックは、ドラグの調整が簡単にできます。
ドラグは、魚の引きに対抗する力のことで、ドラグが強いほど、ラインが出にくくなります。
ドラグが弱いほど、ラインが出やすくなります。
アジングでは、ドラグの調整は、魚のサイズや状況に応じて行う必要があります。
一般的には、ドラグは、ラインの強度の約20%程度に設定するとよいでしょう。
例えば、0.4号のPEラインを使っている場合は、ドラグは約0.8kgに設定します。
ドラグが強すぎると、ラインブレイクやバラシの原因になります。
ドラグが弱すぎると、魚に逃げられたり、根掛かりしたりする可能性があります。
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バリスティックでアジングをするコツとポイント
バリスティックでアジングをするときには、以下のようなコツとポイントがあります。
リールの位置
バリスティックでアジングをするときには、リールの位置に注意しましょう。
リールの位置は、ロッドの操作性やバランスに影響します。
リールの位置が高いほど、ロッドの先端が下がりやすくなります。
リールの位置が低いほど、ロッドの先端が上がりやすくなります。
アジングでは、リールの位置を中間からやや低めに設定するとよいでしょう。
これにより、ロッドの操作がしやすくなり、アジのアタリを感じやすくなります。
リトリーブの速度
バリスティックでアジングをするときには、リトリーブの速度にも注意しましょう。
リトリーブの速度は、アジの反応や食いつきに影響します。
リトリーブの速度が速いほど、アジの興味を引きやすくなりますが、食いつきは悪くなります。
リトリーブの速度が遅いほど、アジの食いつきは良くなりますが、興味を失わせやすくなります。
アジングでは、リトリーブの速度を状況に応じて変えることが重要です。
一般的には、アジの活性が高いときは、リトリーブの速度を速めに、アジの活性が低いときは、リトリーブの速度を遅めにします。
ジャークのタイミング
バリスティックでアジングをするときには、ジャークのタイミングも重要です。
ジャークとは、ロッドを素早く動かしてルアーにアクションを与えることです。
ジャークのタイミングは、アジのアタリやフッキングに影響します。
ジャークのタイミングが早いほど、アジのアタリを逃さないで済みますが、フッキングが浅くなります。
ジャークのタイミングが遅いほど、フッキングが深くなりますが、アタリを逃してしまう可能性が高くなります。
アジングでは、ジャークのタイミングをアジのアタリに合わせて調整することが大切です。
一般的には、アジのアタリが小さくても、すぐにジャークを入れるとよいでしょう。
アジのアタリが大きくても、少し待ってからジャークを入れるとよいでしょう。
これにより、アジの口の中にルアーをしっかりと飲ませることができます。
バリスティックでアジングをするメリットとデメリット
バリスティックでアジングをするときには、メリットとデメリットがあります。
ここでは、バリスティックでアジングをするメリットとデメリットを紹介します。
メリット
バリスティックでアジングをするメリットは、以下のようなものがあります。
高い操作性
バリスティックは、軽量で滑らかな巻き心地と高い感度を持っています。
これにより、アジングに必要な細かいロッドワークやラインコントロールがしやすくなります。
また、バリスティックは、ハンドルの長さやリールの位置を変えることができるので、自分に合ったセッティングができます。
高い信頼性
バリスティックは、ダイワの「マグシールド」と「ATD」を備えており、高い信頼性を持っています。
マグシールドは、リールの耐久性や防水性を高めます。
ATDは、魚の引きに応じてドラグを調整し、バラシやラインブレイクを防ぎます。
これにより、アジングの際にトラブルに遭う可能性が低くなります。
高い汎用性
バリスティックは、アジングに適したリールですが、アジング以外の釣りにも使えます。
バリスティックは、さまざまなラインやルアーに対応しており、メバリングやタイラバなど、他のルアー釣りにも活用できます。
これにより、バリスティックは、一本で多くの釣りを楽しむことができるリールです。
デメリット
バリスティックでアジングをするデメリットは、以下のようなものがあります。
高い価格
バリスティックは、高性能なリールですが、その分、価格も高くなっています。
バリスティックの価格は、約3万円から4万円の範囲です。
これは、アジングに使うリールとしては、かなり高額です。
バリスティックは、コスパが高いと言えますが、予算に余裕がない場合は、購入を検討するのが難しいかもしれません。
高いメンテナンス
バリスティックは、マグシールドを搭載しており、水やホコリの侵入を防いでいます。
しかし、これは、リールの内部に入った水やホコリを排出することもできないということです。
つまり、バリスティックは、分解してメンテナンスすることができないリールです。
バリスティックは、ダイワの専門店やサービスセンターでメンテナンスを受ける必要があります。
これは、時間や費用がかかることになります。
高い技術
バリスティックは、高い操作性と信頼性を持っていますが、それは、高い技術を要求することも意味します。
バリスティックは、アジングの基本を学ぶのにも最適なリールですが、アジングの上級者にも挑戦するリールです。
バリスティックは、リールの性能を最大限に引き出すためには、細かいセッティングや操作が必要です。
これは、アジングの初心者にとっては、難しいことかもしれません。