こんにちは、釣り好きのあなたへのブログです。
今回は、ダイワのスピニングリールの中でも高い人気を誇る「レグザ LT6000D-H」について紹介したいと思います。
レグザ LT6000D-Hは、2019年に発売されたダイワのLTコンセプト(LIGHT & TOUGH)のリールの一つです。
LTコンセプトとは、軽量でありながらも頑丈でパワフルなリールを目指したもので、レグザ LT6000D-Hはその代表的なモデルと言えます。
レグザ LT6000D-Hは、ショアジギングやオフショアジギング、サーフでのフラットフィッシュゲームなど、幅広い釣りに対応できるリールです。
その特徴やインプレ、使い方、スペックなどを詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
レグザ LT6000D-Hの特徴
レグザ LT6000D-Hの特徴は、以下のようにまとめられます。
強固なメタルボディーとタフデジギアでハードな釣りにも耐えうる
LT6000という中堅機種以上には珍しいサイズで、ラインキャパシティーも豊富
ミドルクラス一歩手前の手の出しやすい価格帯で、エントリーモデルとしてもおすすめ
マグシールドやATDなどのハイスペック機能も搭載している
それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。
強固なメタルボディーとタフデジギアでハードな釣りにも耐えうる
レグザ LT6000D-Hは、メタルボディーに加えてタフデジギアを搭載しています。
タフデジギアとは、ダイワ独自のデジタル技術で最適な歯形状を設計し、高精度に切削したギアです。
これにより、ギアの噛み合わせが滑らかで、耐久性や巻き上げトルクも高くなります。
メタルボディーとタフデジギアの組み合わせは、青物などのファイトの強烈な魚を狙うには最適です。
剛性感が高いので、リールフットが撓んだり、ハンドルが巻けなくなったりすることがありません。
魚に主導権を与えることなく、やり取りができます。
レグザLT6000D-H買って即フルベアリングにした! pic.twitter.com/Ee1qQSYYGz
— ユータ オレンジの人🍊 (@yuta12tanabe24) July 16, 2020
LT6000という中堅機種以上には珍しいサイズで、ラインキャパシティーも豊富
レグザ LT6000D-Hは、ダイワの汎用スピニングリールでLT6000が設定されているのは、18カルディア、18フリームス、20レブロス、そしてレグザの4機種のみです。
しかも、レグザ以外のモデルは樹脂ボディーなので、汎用機種のメタルボディーでLT6000というのはレグザ LT6000D-Hにしかないのです。
LT6000というサイズは、PE3号が300mというラインキャパシティーを持っています。
これは、ショアジギングやオフショアジギングでのエントリーモデルのマイリールとして最適なサイズです。
また、ギア比は5.7と高速で、巻き取り長さは101cmと長いので、ラインを素早く回収できます。
ミドルクラス一歩手前の手の出しやすい価格帯で、エントリーモデルとしてもおすすめ
レグザ LT6000D-Hの実売価格は15,000円前後と、非常にお手頃な価格帯となっています。
他のルアーフィッシングをしているけど、そろそろショアジギングやオフショアジギングで青物を釣ってみたい!
ひとつレベルの高い釣りに挑戦してみたい!
でもいきなりミドルクラス以上のリールを買うのはちょっと…といった方でも、気軽に始められる嬉しい価格帯となっています。
近頃はエントリークラスのリールでもその性能は侮れないものが増えています。
レグザ LT6000D-Hもその中の1台であることは間違いないです。
マグシールドやATDなどのハイスペック機能も搭載している
レグザ LT6000D-Hは、価格帯なりといったレベルではなく、ハイスペック機能も搭載しています。
その中でも特に注目すべきは、マグシールドとATDです。
マグシールドとは、ダイワ独自の技術で、磁力でリール内部に海水や異物の侵入を防ぐシステムです。
これにより、リールの回転が滑らかで、メンテナンスも簡単になります。
また、ATDとは、ダイワのドラグシステムで、魚の引きに応じてドラグがスムーズに作動する仕組みです。
これにより、バラシやラインブレイクを防ぎます。
レグザ LT6000D-Hのインプレ
レグザ LT6000D-Hを実際に使ってみた感想を、以下のようにまとめました。
メタルボディーで剛性感が高い
タフデジギアで巻き上げトルクが強い
マグシールドで回転が滑らかでメンテナンスも楽
ATDでドラグがスムーズに作動する
ハンドルアームが細く、少し頼りない
リールの塗装が剥がれやすい
それぞれのインプレについて、詳しく見ていきましょう。
メタルボディーで剛性感が高い
レグザ LT6000D-Hは、メタルボディーによってリールの剛性感が高くなっています。
これは、ハードな釣りにおいて非常に重要な要素です。
リールの剛性感が高いということは、リールのパワーロスが少ないということです。
つまり、ハンドルを回したときに、その力がそのままギアに伝わり、魚に対して効果的にプレッシャーをかけることができるということです。
メタルボディーのリールは、樹脂ボディーのリールに比べて重くなりがちですが、レグザ LT6000D-HはLTコンセプトによって軽量化されています。
そのため、操作性やバランスも良好です。
メタルボディーのリールの中では、かなり軽い部類に入ります。
タフデジギアで巻き上げトルクが強い
レグザ LT6000D-Hは、タフデジギアを搭載しています。
タフデジギアとは、ダイワ独自のデジタル技術で最適な歯形状を設計し、高精度に切削したギアです。
これにより、ギアの噛み合わせが滑らかで、耐久性や巻き上げトルクも高くなります。
タフデジギアは、特に大型の魚を狙うときにその効果を発揮します。
青物などの引きの強い魚に対しても、ギアが破損したり、ハンドルが重くなったりすることがありません。
安定した巻き上げ力で、魚を追い込むことができます。
マグシールドで回転が滑らかでメンテナンスも楽
レグザ LT6000D-Hは、マグシールドを搭載しています。
マグシールドとは、ダイワ独自の技術で、磁力でリール内部に海水や異物の侵入を防ぐシステムです。
これにより、リールの回転が滑らかで、メンテナンスも簡単になります。
マグシールドは、特に海水での釣りにおいて有効です。
海水は、リールの内部に入り込むと、錆や摩耗を引き起こし、リールの性能を低下させます。
しかし、マグシールドがあれば、海水の侵入を防ぐことができるので、リールの寿命を延ばすことができます。
また、メンテナンスも、定期的に水洗いするだけで十分です。
ATDでドラグがスムーズに作動する
レグザ LT6000D-Hは、ATDを搭載しています。
ATDとは、ダイワのドラグシステムで、魚の引きに応じてドラグがスムーズに作動する仕組みです。
これにより、バラシやラインブレイクを防ぎます。
ATDは、特に魚の突進やジャンプなどの急激な引きに対応できます。
通常のドラグシステムでは、魚の引きが強くなると、ドラグが一気に緩んでしまうことがあります。
これは、ドラグの摩擦熱によってドラグワッシャーが膨張するためです。
しかし、ATDでは、ドラグワッシャーの素材や構造を改良することで、摩擦熱による膨張を抑え、ドラグの安定性を高めています。
そのため、魚の引きに合わせて、ドラグが適切に調整されます。
ハンドルアームが細く、少し頼りない
レグザ LT6000D-Hの欠点として挙げられるのは、ハンドルアームが細く、少し頼りないということです。
ハンドルアームは、巻き上げるときに力を伝える部分なので、太くてしっかりしたものが望ましいです。
しかし、レグザ LT6000D-Hのハンドルアームは、軽量化のために細くなっています。
そのため、ハンドルが曲がったり、折れたりする心配があります。
ハンドルアームが細いということは、ハンドルノブも小さくなっています。
ハンドルノブは、ハンドルを握る部分なので、大きくてグリップしやすいものが望ましいです。
しかし、レグザ LT6000D-Hのハンドルノブは、小さくて滑りやすいです。
そのため、ハンドルが滑ってしまうことがあります。
ハンドルアームやハンドルノブは、交換することができます。
もし、レグザ LT6000D-Hのハンドルが気に入らない場合は、別売りのハンドルパーツを購入して、自分好みのものに変えることをおすすめします。
リールの塗装が剥がれやすい
レグザ LT6000D-Hのもう一つの欠点として挙げられるのは、リールの塗装が剥がれやすいということです。
レグザ LT6000D-Hは、ブラックとレッドのカラーリングが特徴的なリールですが、そのカラーリングが長持ちしないことがあります。
特に、リールのエッジ部分やハンドル部分など、摩擦や衝撃にさらされやすい部分は、塗装が剥がれやすくなっています。
リールの塗装が剥がれるということは、リールの見た目が悪くなるだけでなく、リールの保護機能も低下するということです。
塗装は、リールの金属部分を錆や傷から守る役割を果たしています。
塗装が剥がれると、リールの金属部分が直接海水や異物に触れることになり、錆や傷の原因になります。
リールの塗装が剥がれやすいということは、リールの耐久性や寿命に影響する可能性があります。