シマノのバスロッド「20 ゾディアス」は、2020年に発売されたグローバルスタンダードなロッドシリーズです。
カーボンモノコックグリップを採用することで、軽量化と感度の向上を実現したこのロッドは、バス釣りの世界を広げてくれるでしょう。
今回は、その中でもライトリグから軽量プラグまで幅広く対応できるバーサタイルスピニングロッド「268L」について、インプレ、特徴、使い方、スペックを紹介します。
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シマノ ゾディアス 268L 20年モデルのインプレ
シマノ ゾディアス 268L 20年モデルは、6フィート8インチというセミロングレングスで、Lパワーのティップアクションのロッドです。
軽いルアーを柔らかいティップで弾くようにしてキャストすることができます。
また、カーボンモノコックグリップのおかげで、水中の変化やバイトを素早く感知することができます。
実際に使ってみると、シャッドやミノー、小型トップといった軽量プラグをキビキビとアクションさせることができました。
ノーシンカーやライトキャロなどのライトリグも快適に扱えました。
ただし、極小ノーシンカーなどの超フィネスなリグは、ロッドを曲げきれずに投げにくさを感じました。
このロッドは、総重量が3g～10gのリグやルアーがベストマッチだと思います。
シマノ ゾディアス 268L 20年モデルの特徴
シマノ ゾディアス 268L 20年モデルの最大の特徴は、カーボンモノコックグリップです。
これは、リアグリップをカーボン一体成型の中空構造にすることで、ロッドの軽量化と感度の向上に貢献しています。
カーボンモノコックグリップは、水中からの振動を活き活きと伝えるシマノ独自のロッドテクノロジーで、従来比130%の高感度を実現しています。
また、シンプルでスタイリッシュな外観も魅力的です。
他にも、ブランクスの最外層をカーボンテープでX状に締め上げることで、ネジレを防ぐ「ハイパワーX」や、カーボン強化素材・CI4+を採用した軽量高感度なリールシート「パーフェクションシートXT」など、シマノの最新技術が満載です。
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シマノ ゾディアス 268L 20年モデルの使い方
シマノ ゾディアス 268L 20年モデルは、バーサタイルスピニングロッドとして、様々なルアーやリグを使うことができます。
例えば、次のような使い方がおすすめです。
– シャッド/小型ミノー：5g～7g程度の小型プラグの使用感はかなり爽快です。
ロッドのハリ感で巻き抵抗も軽減され、しっかりとアクションを加えることができます。
また、適度なレングスのおかげで、護岸際の石積みや葦際のギリギリのコースを思い通りにトレースしやすいと感じています。
– 3～5インチまでのノーシンカーワームなど：268Lは、ハリがありつつも、Lパワーアクションらしくティップが素直に曲がり込みます。
キャスト時に軽量ルアーの重みを乗せやすく、3.5～5インチ程度の高比重なストレートワームをノーシンカーで扱いやすい特性です。
ノーシンカーだけでなく、ネイルリグやネコリグなど、様々なワームを使えるので、とにかくまずは１匹釣りたい場合に最適なロッドだと言えます。
– ライトキャロ：ライトキャロを使用した場合、ハリのあるロッドでボトムの障害物をうまく乗り越えながら、カーボンモノコックグリップに反響されて手元に伝わる地形変化やバイトを感知しやすいと感じました。
長さによる操作性もバツグンで、20ゾディアス268Lに最適なリグだと言えます。
シマノ ゾディアス 268L 20年モデルのスペック
「20 ゾディアス 268L」のスペックは、次のとおりです。
– 全長（m）：2.03
– 継数（本）：2※
– 仕舞寸法（cm）：177.2
– 自重（g）：97
– 先径（mm）：1.5
– 適合ルアーウェイト（g）：3～10
– 適合ラインナイロン・フロロ（lb）：3～6
– グリップ長（mm）：208
– テーパー：F
– カーボン含有率（%）：100
– 定価（円）：18,700
