ダイワTGベイトのタングステンは、鉛の約1.7倍の比重がある高性能なメタルジグです。
このジグは、小さくても重くて遠投できるだけでなく、リアルなベイトフィッシュのシルエットとアクションで、様々なターゲットにアピールできます。
この記事では、ダイワTGベイトのタングステンの特徴や使い方、おすすめのカラーやサイズなどを紹介します。
ダイワTGベイトとは
ダイワTGベイトは、ダイワから発売されているタングステン製のメタルジグです。
タングステンは鉛の約1.7倍の比重があり、シルエットが小さくなり、よりベイトフィッシュライクな形状となっています。
ターゲットが極小のベイトを選んで捕食しているシチュエーションで爆発的な威力を発揮します。
タングステンの特徴とメリット
タングステンは、鉛よりも高比重な素材であり、小さいシルエットかつ重たいメタルジグを作ることができます。これにより、以下のようなメリットがあります。
遠くまで飛ばすことができる
水中での姿勢が安定する
スイミングアクションが良くなる
水平フォールで魚を誘う
タングステン製のメタルジグは、近年のショアジギングシーンでは多用されるようになってきました。
しかし、タングステン製は高価となるため、根掛かりが多い場所では鉛のメタルジグを使うこともあります。
カラーとサイズのバリエーション
ダイワTGベイトには、11色のカラーバリエーションと、20gから60gまでの5種類のサイズバリエーションがあります。
カラーによっては、キラキラとしたラメが入っていたり、ケイムラ加工が施されていたりします。
サイズによっては、フロントにダブルフック、リアにシングルフックのアシストフックが付属しています。
カラーとサイズの選び方は、釣り場の状況や対象魚によって変わります。一般的には、以下のような基準で選ぶことができます。
波立ちの強い海や太陽が強い日には、明るいカラーを選ぶ
波立ちが少ない海や夕暮れ時には、暗いカラーを選ぶ
水深が深い場所や流れの早い場所には、重めのサイズを選ぶ
水深が浅い場所や流れの遅い場所には、軽めのサイズを選ぶ
ダイワTGベイトの使い方
ダイワTGベイトの使い方は簡単です。
複雑な操作は必要なく、着底とただ巻きを繰り返すだけでOKです。
タイラバと同じような動かし方で楽しめるので、メタルジグが初めての方にもおすすめです。
タックルの選び方
タックルの選び方は、釣りに合わせて変えることができます。
真鯛狙いからイサキやアジまで、同じタックルで楽しめます。
キャスティングしやすい、しっかりとしたバットとティップを持ったロッドがおすすめです。
浅い釣り場を攻める釣りでは、軽量なTGベイトとスピニングタックルの組み合わせが活躍します。
キャスティングで広く探る釣り方にも対応できます。
ロッドは専用ロッドの他、一つテンヤロッドの流用でもOKです。
深い場所や流れの早い釣り場の攻略には、鯛ラバタックルの流用がおすすめです。
重めのモデルを快適に扱うことができます。
タイラバのように一定速度で巻き続けることがポイントになるので、タイラバ向けリールとの相性もピッタリです。
ライトジギング向けのロッドでも楽しめます。
ラインは細めで楽しもう!真鯛ゲームで共通となるポイントです。
小さなシルエットとスローなフォールを好む真鯛。
抵抗の小さい細糸を使って、出来るだけ軽いルアーを投入することが釣果アップのポイントになります。
0.8号から1号程度をメインに、ラインを選んでみましょう。
縒り本数の多いPEラインがおすすめです。
フックのセッティング
フックのセッティングは、フロントにダブル、リアにシングルのアシストフックを付けるセッティングが人気です。
ジグが小さいので、ショートタイプのアシストフックを選ぶのがポイントです。
マダイ専用も展開されているので、まずは既製品から挑戦してみましょう。
ショートタイプのフックがおすすめ!
ジグ自体が非常に小さいので、トラブルになりにくいショートタイプのアシストフックを選びましょう。
リアとフロントのフックが干渉しない長さ、ジグの幅と同程度までのフックを選ぶのがおすすめです。
専用製品の他、ショアジギング系のフックでも対応できるので、お気に入りのフックメーカーをチェックしてみましょう!
軽量な真鯛針でフッキング率アップ!
ジグの重さに合わせて、軽量な真鯛針を選ぶことで、フッキング率を高めることができます。
真鯛の口は硬く、重いフックでは刺さりにくいことがあります。
また、軽量なフックはジグのアクションを妨げないので、より自然な動きを演出できます。
真鯛針はカラーも豊富なので、ジグのカラーに合わせて選ぶこともできます。
ダイワTGベイトのタングステンの釣果例
ダイワTGベイトのタングステンは、様々な魚種に効果的なジグです。
特に青物や真鯛などの大型魚には、小さなシルエットで重たいウエイトがアドバンテージになります。
ここでは、青物と真鯛の釣り方のコツを紹介します。
青物の釣り方
青物の釣り方では、飛距離とアクションが重要です。
ダイワTGベイトのタングステンは、遠くまで飛ばすことができるので、ショアからでも沖のポイントを狙うことができます。
また、水中での姿勢が安定し、スイミングアクションが良いので、青物の視覚と側線を刺激できます。
青物の釣り方のコツは、以下のようなものがあります。
ウエイトは風や潮の状況に合わせて選ぶ。
一般的には、30gから60gの範囲で使うことが多いです。
カラーは、波立ちの強い海や太陽が強い日には、明るいカラーを選ぶ。波立ちが少ない海や夕暮れ時には、暗いカラーを選ぶ。
また、青物が好む赤やピンクなどのカラーも効果的です。
アクションは、ジャカジャカ巻きやリフトアンドフォールなどの変化を付ける。
ただ巻きでも釣れることがありますが、青物は動きのあるものに反応しやすいので、ジグにアクセントを付けることがポイントです。
また、フォール時にはラインスラックを取りながら、ヒットに備えることが大切です。
真鯛の釣り方
真鯛の釣り方では、シルエットとフォールが重要です。
ダイワTGベイトのタングステンは、小さなシルエットで重たいウエイトがあるので、真鯛が好む小魚のような姿を演出できます。
また、水平フォールで真鯛の口元を通過することで、食いつきを誘発できます。
真鯛の釣り方のコツは、以下のようなものがあります。
ウエイトは水深や流れの状況に合わせて選ぶ。
一般的には、20gから45gの範囲で使うことが多いです。
カラーは、水色や緑色などの自然なカラーを選ぶ。
真鯛は警戒心が強いので、派手なカラーは避けることがおすすめです。
また、ケイムラ加工が施されたカラーも効果的です。
アクションは、タイラバのように一定速度で巻き続けることがポイントです。
ジグの動きを真鯛に感じさせることで、追ってきてくれる可能性が高まります。
また、巻き上げる際には、ジグが水面に出ないように注意することが大切です。
まとめ
ダイワTGベイトのタングステンは、小さくても重くて遠投できるだけでなく、リアルなベイトフィッシュのシルエットとアクションで、様々なターゲットにアピールできる高性能なメタルジグです。
特に青物や真鯛などの大型魚には、タングステンの高比重がアドバンテージになります。
この記事では、ダイワTGベイトのタングステンの特徴や使い方、おすすめのカラーやサイズなどを紹介しました。
ぜひ、ダイワTGベイトのタングステンを使って、釣り上手になってください!😊