ワカサギ釣りの穂先は、アタリの感度や掛けの確率、手返しの速さなどに大きく影響します。
穂先の選択は、釣り場の状況や自分の釣り方に合わせて慎重に行いたいものです。
今回は、ダイワから発売されたクリスティア ワカサギ LTD AGS 速攻 335 SSSSという穂先について紹介します。
この穂先は、千島テスターと久保田テスターが「ここ一番で欲しいスペシャルな1本」というテーマで開発した、クリスティア史上最高峰の穂先です。
AGSやSaqsasといったダイワの最新テクノロジーを駆使して作られたこの穂先は、どのような性能を持ち、どのような釣りに向いているのでしょうか？
それでは、詳しく見ていきましょう。
⇒【🔴ここ一番で欲しいスペシャルな1本】ダイワ クリスティア ワカサギ LTD AGS 速攻 335 SSSS
ダイワ クリスティア ワカサギ LTD AGS 速攻 335 SSSSのインプレ
私は、ダイワ クリスティア ワカサギ LTD AGS 速攻 335 SSSSを屋形ドームや氷上テントでのワカサギ釣りに使用してみました。
使用した竿は、クリスティアワカサギAIRで、仕掛けは速攻シリーズを使いました。
オモリは、水深や風の状況に応じて2gから6gまで変えてみました。
この穂先の印象は、以下の通りです。
アタリの感度が非常に高い。
穂先の先端部が軽くてしなやかなので、小さなアタリも見逃しません。
穂先の前方部には軽いワイヤガイドが使われているので、誘い後のブレも少なく、アタリが出やすくなっています。
また、元部にはAGSが搭載されているので、アタリや魚の振動が手元までしっかり伝わります。
目で見るだけでなく、手で感じることもできるので、アタリの判断が早くなります。
掛けの確率が高い。
穂先の長さがベースモデルより5mm延長されているので、フッキングポイントが前方に移動しています。
これにより、アワセのタイミングが早くなり、掛かりの早さがアップしています。
また、穂先の復元力が高いので、魚が暴れても上あごに掛かった状態がキープできます。
バットも負荷によってクッションを効かせながらバラシを防ぎます。
多点掛けの時も安心して巻き上げることができます。
手返しの速さが良い。
穂先の重量が軽いので、竿の操作性が高く、手返しの速さが向上しています。
また、AGSやSaqsasのガイドは、ラインとの摩擦抵抗が少ないので、巻き上げの時の穂先の振動も軽減されています。
これにより、仕掛けの落下や巻き上げがスムーズになり、釣りのペースが速くなります。
ダイワ クリスティア ワカサギ LTD AGS 速攻 335 SSSSの評判
ダイワ クリスティア ワカサギ LTD AGS 速攻 335 SSSSは、ダイワの公式サイトや釣具店のサイトで高い評価を得ています。また、ワカサギ釣りのブログやSNSでも、多くのアングラーが使用感や釣果を報告しています。その中から、いくつかのコメントを紹介します。
「この穂先は、ショートバイトの多発するハイプレッシャーな屋形ドームやテントで間違いなく釣果アップの一手となります。小さいアタリも大きく表現しながらショートストロークでしっかり乗せることができます。」
「この穂先は、穂先の曲がるゾーンと曲がらないゾーンにしっかりメリハリを付けることで、わずかなアタリも穂先の先端部に集中し、目感度の出る調子に仕上がっています。また、アタリ伝達性能に優れたAGSを元部に搭載することでさらに手感度も向上、今まで味わったことのない『手感度』や『掛け感度』を実現しています。」
「この穂先は、多点掛け性能と手返しの良さを重視するため、長さを290㎜に短縮するとともに、テーパー設計の見直しやバットパワーの弾力性UPを図ることで必要十分なアタリを表現しつつ、多点掛け性能を高めた穂先に仕上がっています。」
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ダイワ クリスティア ワカサギ LTD AGS 速攻 335 SSSSの使い方
この穂先を使うときの注意点やコツをいくつか紹介します。
この穂先は、電動二丁スタイルでの使用を前提としています。電動リールは、CRTαやCRTα AIRなどのクリスティアワカサギシリーズがおすすめです。また、竿は、クリスティアワカサギAIRやクリスティアワカサギAIR AGSなどの軽量で感度の高いモデルが相性が良いです。
この穂先は、仕掛けとの組み合わせにもこだわっています。速攻シリーズや誘惑シリーズの仕掛けがお勧めです。これらの仕掛けは、ショートハリスや夜光留めなどの工夫がされており、アタリ感度や掛けの確率を高めます。また、オモリは、クリスティア ワカサギシンカーZnを使うと、水深や風の状況に応じて簡単に交換できます。
この穂先は、前傾角度にも注意してください。前傾角度は、10度から30度の範囲で調整できますが、一般的には、水深が深いほど前傾角度を大きくし、水深が浅いほど前傾角度を小さくします。前傾角度を大きくすると、仕掛けの落下速度が速くなり、アタリが出やすくなりますが、掛けの確率が下がります。前傾角度を小さくすると、仕掛けの落下速度が遅くなり、アタリが出にくくなりますが、掛けの確率が上がります。自分の釣り方や釣り場の状況に合わせて、最適な前傾角度を見つけてください。
この穂先は、穂先の色にも工夫がされています。穂先の色は、白と赤の2色が使われており、白は穂先の先端部から前方部まで、赤は穂先の前方部から元部までとなっています。白は、雪や氷の上でも目立ちやすく、小さなアタリも見逃しません。赤は、AGSのガイドとのコントラストでアタリの伝達性能を高めます。また、白と赤の境目は、前傾角度の目安にもなります。白と赤の境目が水面に沈むと、前傾角度が30度になります。白と赤の境目が水面に浮くと、前傾角度が10度になります。このように、穂先の色を見ることで、前傾角度の調整が簡単にできます。
ダイワ クリスティア ワカサギ LTD AGS 速攻 335 SSSSのスペック
この穂先のスペックは、以下の通りです。
全長：335mm
自重：2.8g
ガイド数：5
ガイドタイプ：AGS（元部）、ワイヤガイド（前方部）
ガイド素材：カーボン（AGS）、ステンレス（ワイヤガイド）
ガイドサイズ：0.8mm（AGS）、0.4mm（ワイヤガイド）
適合竿：クリスティアワカサギAIR、クリスティアワカサギAIR AGS
適合仕掛け：速攻シリーズ、誘惑シリーズ
適合オモリ：クリスティア ワカサギシンカーZn
希望小売価格：￥16,500（税別）
