オフショアジギングに挑戦したいと思っている方は多いと思いますが、どんなロッドを選べばいいのか迷っていませんか?
今回は、シマノのグラップラー タイプJ S60-3というロッドをご紹介します。
このロッドは、スパイラルXとハイパワーXという強化構造を採用したブランクスにより、軽さと強度を両立した高性能なロッドです。
水深80メートル程度、10キロクラスまでの青物をターゲットにするのに最適なロッドで、近海の釣りを幅広く楽しめます。
この記事では、このロッドのインプレ、特徴、使い方、スペックについて詳しく解説していきます。
⇒【🔴軽さと強度を両立した高性能なロッド】シマノ グラップラー タイプJ S60-3
シマノ グラップラー タイプJ S60-3のインプレ
私はシマノ グラップラー タイプJ S60-3を購入してから、大阪湾や和歌山のレンタルボートで何度かオフショアジギングに行ってみました。
使用感としては、とても満足しています。
150gくらいのジグをキビキビと動かすことができ、ジャークの反応も良好です。
200gを超えるジグでも問題なく操作できますが、スロージギングのような動きは苦手なので、別のロッドと併用することをおすすめします。
魚とのやりとりについては、バットパワーが強く、粘りもあります。
カーボン補強のおかげでパワーロスが少なく、青物でも主導権を持って巻き上げることができます。
疲労感については、それなりにあります。
軽量ではないですし、しなって重さを反発力で吸収してくれるタイプのロッドでもないですから。
しゃくりの重量が割とダイレクトに体にきます。
1日中やると筋肉痛がすごいです。
シマノ グラップラー タイプJ S60-3の特徴
シマノ グラップラー タイプJ S60-3の最大の特徴は、スパイラルXとハイパワーXという強化構造を採用したブランクスです。
スパイラルXはロッド縦繊維の内層と外層に、カーボンテープをそれぞれ逆方向斜めに密巻きした三層構造で、ネジレとつぶれを克服しロッド性能を根幹から高めます。
ハイパワーXはスパイラルXの最外層、あるいはカーボンシート縦横交差構造の上からカーボンテープをX状に締めあげていく強化構造で、キャスト時やファイト時に発生するネジレをさらに抑え込みます。
これらの構造により、ロッドの曲がりが釣り人の意図する方向性を保持し、ブランクスが持つ本来の性能がフルに発揮されます。
また、このロッドはリールシートジョイントの2ピース仕様になっており、仕舞い寸も短く携帯性も良くなっています。
⇒【🔴軽さと強度を両立した高性能なロッド】シマノ グラップラー タイプJ S60-3
シマノ グラップラー タイプJ S60-3の使い方
シマノ グラップラー タイプJ S60-3は、水深80メートル程度、10キロクラスまでの青物をターゲットにするのに最適なロッドです。
近海の釣りを幅広く楽しめます。
適合ジグウェイトはMAX180g、適合PEラインはMAX3号です。
リールは5000~8000番のスピニングリールがおすすめです。
私はツインパワーSW 8000HGを合わせていますが、6000番のリールの方がバランスは良いと思います。
このロッドは、重めのジグをキビキビしゃくって釣るのが得意なロッドなので、ジャークのスピードやリズムを変えて、魚の反応を見ながら釣りを楽しみましょう。
大物がかかったときは、ロッドのパワーを信じて、しっかりとやりとりしましょう。
シマノ グラップラー タイプJ S60-3のスペック
このロッドのスペックは以下の通りです。
| 項目 | 値 |
| 全長 | 1.83m |
| 継数 | 2 |
| 仕舞寸法 | 130.7cm |
| 自重 | 170g |
| 先径 | 2.4mm |
| ジグウェイト | MAX180g |
| 適合PEライン | MAX3号 |
| グリップタイプ | ストレート |
| リールシート位置 | 465mm |
| リールシートタイプ | UPLOCK |
| カーボン含有率 | 83.9% |
| 本体価格 | 30,500円(税別) |