今回は、一誠から発売されている沈み蟲というワームについて紹介したいと思います。
沈み蟲は、沈む虫系ワームの中でも特に評判が高く、数釣りからビッグフィッシュまで狙える万能ワームです。
しかし、沈み蟲を使っても釣れないと感じる方もいるかもしれません。
そこで、この記事では、沈み蟲の特徴や使い方、タックルセッティングなどを詳しく解説していきます。
沈み蟲を使って、バス釣りをもっと楽しみましょう!
沈み蟲とは
沈み蟲とは、元々ソルト用に発売されていた根魚蟲をバス用にマテリアルやサイズ感を変えたワームです。
製作者は、一誠の代表であり、バス釣りの名人として知られる村上晴彦氏です。
沈み蟲は、高比重マテリアルと厚みのあるボディで飛距離が出せるだけでなく、6本の足が水中で自然に動いてバスの食いつきを誘います。
現在は、1.8インチ、2.2インチ、2.6インチ、3.2インチの4種類のサイズがあり、様々なシチュエーションに対応できます。
沈み蟲の主な特徴
沈み蟲の主な特徴は、以下の4点にまとめられます。
高比重で飛距離バツグン
脚が水を掻くように動く
バックスライド性能でカバーの奥まで届く
ボリュームのあるシルエットで存在感をアピール
それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。
🎣(^_^ゞ
メガバスデストロイヤーエボルシオン
ディアブロ…☺️
入魂完了🐟️
スピナベで2本
沈み蟲2,8で1本
タカミヤのフィネスロッドでも1本🐟️…ちょっと、問題が発生したので#branch さんところに行かないと😅
あ…いつもの伊川の下段池(インレット) でした🙇
🎣_(^^;)ゞ pic.twitter.com/vqykg6CwfN
— Shion-M (@Shion99841102) August 28, 2021
高比重で飛距離バツグン
沈み蟲は、ボディにぎっしりとソルトが含まれているので、重さを感じます。
これにより、飛行時のブレが少なく、遠くのポイントにも届けることができます。
また、高比重マテリアルは、水中での沈下速度も速く、バスの反応を引き出しやすくなります。
沈み蟲は、ノーシンカーで使うことが多いので、飛距離と沈下速度は重要な要素です。
脚が水を掻くように動く
沈み蟲のもう一つの特徴は、6本の足が水中で自然に動くことです。
沈み蟲の足は、ボディに比べて柔らかい素材でできており、小さな水流でもピリピリと小刻みに動きます。
これにより、放置していてもバスの注意を引くことができます。
また、足はボディから離れた位置に付いているので、ボディがカバーに引っかかっても足が水中に出ていることが多く、カバーの中のバスにアピールしやすくなります。
バックスライド性能でカバーの奥まで届く
沈み蟲は、ボディの太い方にネイルシンカーを刺すことで、バックスライドセッティングができます。
バックスライドセッティングとは、重心の寄っている方にネイルシンカーを刺すことで、着水後にすーっと進行方向にスライドしてカバーの奥を狙うことができるセッティングです。
沈み蟲は、自重があるので重心を傾けることで他のバックスライドが可能なワームよりスライド距離が長く、カバーの奥の奥まで届けることができます。
ボリュームのあるシルエットで存在感をアピール
沈み蟲は、他の虫ワームより分厚くボリューム感があるので、バスに気づかれやすいです。
これはかなりのメリットで、濁りが入っていたり少し遠くにいるバスでも引き寄せてくれるので、それだけバイトチャンスが増えるということです。
バスのサイズも、小さめのワームにしては幅広いサイズのバスを釣ることができます。
沈み蟲のセッティング方法
沈み蟲のセッティング方法は、主に2種類あります。
それは、順刺しと逆刺し(バックスライド)です。
それぞれのセッティング方法について、見ていきましょう。
順刺し
順刺しとは、ボディの太い方からフックを刺すセッティング方法です。
この方法では、ネイルシンカーは使わず、ノーシンカーで使います。
順刺しでは、沈み蟲はひらひらとフォールして、バスの攻撃を誘います。
この方法は、オープンウォーターやライトカバーを狙うときに有効です。
また、フォール後にズル引きして誘っても効果的です。
逆刺し(バックスライド)
逆刺しとは、ボディの細い方からフックを刺すセッティング方法です。
この方法では、ネイルシンカーをボディの太い方に刺して、バックスライドさせます。
逆刺しでは、沈み蟲は着水後にすーっとスライドして、カバーの奥を狙います。
この方法は、カバーの中や奥にいるバスを狙うときに有効です。
また、カバーに引っかかりにくく、スナッグレス性能が高いです。
沈み蟲のタックルセッティング
沈み蟲のタックルセッティングは、スピニングタックルとベイトタックルのどちらでも使えます。
しかし、サイズや重さによって、適したタックルが異なります。
一般的には、以下のようなタックルがおすすめです。
1.8インチ
スピニングタックルで、ラインは3~4ポンドのフロロカーボン、フックは#6~#8のオフセットフック、ネイルシンカーは0.3~0.5gを使用します。
このサイズは、プレッシャーが高いときや小型バスを狙うときに有効です。
2.2インチ
スピニングタックルで、ラインは4~6ポンドのフロロカーボン、フックは#4~#6のオフセットフック、ネイルシンカーは0.5~0.9gを使用します。
このサイズは、中層から底層まで幅広く使える汎用サイズです。
2.6インチ
スピニングタックルで、ラインは6~8ポンドのフロロカーボン、フックは#2~#4のオフセットフック、ネイルシンカーは0.9~1.5gを使用します。
このサイズは、ビッグフィッシュを狙うときやカバーの中を探るときに有効です。
3.2インチ
ベイトタックルで、ラインは10~14ポンドのフロロカーボン、フックは#1~#2のオフセットフック、ネイルシンカーは1.5~2.5gを使用します。
このサイズは、ヘビーカバーを攻めるときやビッグベイトに反応しないバスを狙うときに有効です。
以上が、沈み蟲のタックルセッティングの方法です。
次に、沈み蟲の使い方について見ていきましょう。