ジギングという釣り方は、海の中層や底層にいる魚を狙うために、重いルアー(ジグ)を使って水中で様々な動きをさせることで、魚の食いつきを誘う方法です。
ジギングには、潮の流れや水深、対象魚のサイズや種類に合わせて、さまざまなジグやロッドを使い分ける必要があります。
今回は、シマノのジギングロッドの中でも、ミドルクラスの常識を覆す型破りのスペックを持つ、グラップラー タイプJ S60-2について紹介します。
⇒【🔴ミドルクラスの常識を覆す!】シマノ グラップラー タイプJ S60-2
シマノ グラップラー タイプJ S60-2のインプレ
シマノ グラップラー タイプJ S60-2は、全長1.83m、継数2本、仕舞寸法130.7cm、自重157g、先径2.2mm、適合ジグウェイトMAX160g、適合ラインPE MAX2.5号、適合リールサイズ5000~8000というスペックです。
このロッドは、水深70m以下の中層から底層を狙うジギングに最適で、青物などの8kg以下の魚をターゲットにすることができます。
グラップラー タイプJ S60-2は、シマノ独自の基本構造であるスパイラルXとハイパワーXを採用しており、軽さと強度を両立しながら、ネジレやブレを抑えて、ロッドの曲がりが釣り人の意図する方向性を保持し、ブランクスが持つ本来の性能をフルに発揮します。
私がこのロッドを使ってみた感想は、とにかく軽くて扱いやすいということです。
ジグの操作もスムーズで、魚の引きもしっかりと感じることができます。
また、ロッドのバランスも良く、疲労感も少ないです。
このロッドは、ジギング初心者から上級者まで幅広く使える、万能なロッドだと思います。
シマノ グラップラー タイプJ S60-2の特徴
シマノ グラップラー タイプJ S60-2の特徴は、以下のようにまとめることができます。
スパイラルXとハイパワーXによる高いネジリ剛性とつぶれ剛性
ロングフロントグリップによる握りやすさと力が掛けやすさ
緩み止めロックナットによるリールの固定力の向上
UPLOCK式リールシートによるロッドとリールの一体感の高さ
オーシャンガイドによる強度と耐久性の高さ
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シマノ グラップラー タイプJ S60-2の使い方
グラップラー タイプJ S60-2の使い方は、以下のようになります。
水深や潮の流れに合わせて、適切なジグウェイトを選ぶ。
このロッドは、MAX160gまでのジグに対応していますが、ベストなジグウェイトは80~120g程度だと思います。
リールには、適合ラインPE MAX2.5号を巻く。
このロッドは、5000~8000サイズのリールに対応していますが、私は6000サイズのリールを使っています。
ジグを水中に落として、底をとる。底をとったら、リールのハンドルを回しながら、ロッドを上下に動かして、ジグにアクションを与える。
このとき、ロッドの先端は水平に近い角度に保つと、ジグの操作がしやすいです。
魚のアタリを感じたら、ロッドを素早く上にあげて、フッキングする。
その後、ロッドを腹に当てて、リールのドラグを調整しながら、魚とやりとりする。
このとき、ロッドの曲がりを利用して、魚の暴れを抑えることができます。
シマノ グラップラー タイプJ S60-2のスペック
グラップラー タイプJ S60-2のスペックは、以下の表に示します。
項目 値
全長 (m) 1.83
継数 (本) 2
仕舞寸法 (cm) 130.7
自重 (g) 157
先径 (mm) 2.2
適合ジグウェイト (g) MAX 160
適合ライン PE (号) MAX 2.5
リールシート位置 (mm) 465
リールシートタイプ UPLOCK
カーボン含有率 (%) 92.4
本体価格 (円) 30,500